月刊私塾界2016年7月号(通巻423号)
巻頭言 今年の夏期講習では、何か新たな取り組みがおありだろうか。講座、カリキュラム、教材などなど。 エチオピアで生産されたTシャツ30万枚が、日本に出荷された。製造したのは、岡山県に本社を置く株式会社ストライプインターナショナルだ。 エチオピアは工場労働者の賃金が低いことから(中国の10分の1、月額40~60ドル)、多くの企業が進出する。GE、サムスン、ハイネケン等世界の大企業だ。...
View Article月刊私塾界2016年8月号(通巻424号)
巻頭言 理化学研究所の森田浩介グループディレクターが率いる新元素探索チームが、原子番号113番を発見した。世界中のチームと鎬を削り、12年に成功した。03年から原子番号30の亜鉛と83のビスマスを加速器内で衝突させ核融合反応を起こし、実験を繰り返した。 森田チームは命名権を得、「ニホニウム」と提案し、6月8日に公表した。日本由来初の元素だ。...
View Article月刊私塾界2016年9月号(通巻425号)
巻頭言 夏期講習や特訓合宿などを経て、生徒たちは学力は勿論、人間的にも一回りも二回りも成長したことでしょう。先生方もその実感を胸に、二学期の指導に熱が入っていることと拝察する。 読者諸兄の中には、健康目的でヨーグルトを食べている方が、結構おられるのではないだろうか。「腸の調子が良くなる」とか、「アレルギーが改善する」、更には「免疫が高まる」などと。かく言う筆者もその一人だ。...
View Article月刊私塾界2016年10月号(通巻426号)
巻頭言 とろさば料理専門店「SABAR(サバー)」をご存知だろうか。「株式会社鯖や」が展開する。 鯖料理専門だけでもユニークであるが、それに留まらない。店舗開設や運営資金をクラウドファンディングする。最速65時間で調達した例を持つ。また、鯖の蓄養にも乗り出す。その資金1億円余も同方法で集める。...
View Article月刊私塾界2016年11月号(通巻427号)
巻頭言 次年度の準備は如何だろうか。 今年は昨年にも増して教育ICTのニュースが多い。シンポジウム、展示会、そして数々の導入や実践事例。これから導入を予定しているところもあろうし、まだどうしたら良いか迷っている方々もおられると推測する。また、既に使い始め、ヴァージョン・アップを検討している学習塾もあろう。...
View Article月刊私塾界2016年12月号(通巻428号)
巻頭言 早や師走。例年のことだが、入試への追い込み時期到来である。インフルエンザ等健康に留意し、生徒たちへの指導に奔走していただきたい。 9月、メキシコのグアダラハラにて開催された国際学会「IAC2016」で、スペースX社イーロン・マスクCEOが火星移民のための宇宙輸送システム「インタープラネタリー・トランスポート・システム(ITS)」構想を発表した。...
View Article月刊私塾界2016年5月号(通巻421号)
巻頭言 スペースデブリ(space debris。宇宙ゴミ)なるものをご存知だろうか。 それは、役目を終えた衛星や打ち上げ時に使われたロケット本体の残骸などだ。デブリ同士の衝突で生まれた微細デブリもある。1㎜以下の微細デブリまで含めると、数百万とも数千万個とも言われる。 これらデブリが、早いものは秒速8㎞で地球を周回する。そして数々の衝突が起き、その速度から大きな被害が出ている。...
View Article月刊私塾界2017年1月号(通巻429号)
巻頭言 謹賀新年 昨年欧米で大きな出来事があった。ブレグジット(Brexit)とドナルド・トランプ大統領候補の当選だ。両者ともこれまでのグローバリゼーションと一線を画す。 1648年締結ウェストファリア条約により、近代国家観が形成される。その枠組みが、EU成立・拡大、グローバル資本主義などにより越えられるか、と思われた。...
View Article月刊私塾界2017年3月号(通巻431号)
巻頭言 新年度授業料はどうされただろうか。講師募集費や人件費の上昇から、値上げせざるを得なかった――値上げしたかった――のではないか、と推察する。その結果や効果は如何に。 近年多くの学習塾が授業料を値上げしていることは、「学習塾白書2016」からも分かる。 しかし、単純な値上げが許される甘いご時世ではない。読者諸兄の学習塾では、どのような対策を採るのであろうか。...
View Article月刊私塾界2017年4月号(通巻432号)
巻頭言 残念な出来事が起きた。首都圏にある大手学習塾で、時間外の残業や深夜の割り増し賃金が不払いだったため、労働基準監督署から是正勧告が出された。...
View Article月刊私塾界2017年5月号(通巻433号)
巻頭言 合格の知らせに歓喜し、周到に準備された新年度生募集に成功した春だったと拝察する。そんな満足感に浸り、少し静かな日常を、来る夏期行事に向け英気を養っている諸兄の姿が目に浮かぶ。学習塾にとり、数少ない落ち着いた日々だ。 そんなとき、教育や経営以外の分野に目を向けてはどうだろうか。 小説、それも海外の作家が書いたもの。異なる文化や価値観に触れ、何かに気付かされる。...
View Article月刊私塾界2017年6月号(通巻434号)
巻頭言 今年度の夏期行事には、何か新機軸がおありだろうか。昨年同様では世の中から取り残される。ましてや例年通りでは、変化が早い現代社会で何周も遅れをとってしまう。退歩と同じである。...
View Article月刊私塾界2017年7月号(通巻435号)
巻頭言 第3次AIブームと云われて久しい。これは爆発的に普及したインターネットとともに、ビッグデータを使った機械学習が広がり、更にディープラーニングの開発により拍車がかかる。...
View Article月刊私塾界2017年8月号(通巻436号)
巻頭言 経済産業省の若手官僚たちが、5月中旬「産業構造審議会総会」において政策提言「不安な個人、立ちすくむ国家」を発表した。同省ウェブサイトで公表してから約1ヶ月間で、ダウンロード数は120万件を突破する。官庁の政策提言としては異例の広がりを見せる。...
View Article月刊私塾界2017年9月号(通巻437号)
巻頭言 夏期講習の生徒募集、そしてその9月継続は如何でしたでしょうか。間もなく年間で最も多くの生徒を抱える時期。同時に勉強の秋を迎える。入試本番に向け、準備怠りないことと拝察する。 本誌8月号「未之知也」文部科学省初等中等教育局教育課程課長(取材当時)合田哲雄氏へのインタビューを読まれた感想や如何に(後編は今号に掲載)。...
View Article月刊私塾界2017年10月号(通巻438号)
巻頭言 夏期講習の生徒募集、そしてその9月継続は如何でしたでしょうか。間もなく年間で最も多くの生徒を抱える時期。同時に勉強の秋を迎える。入試本番に向け、準備怠りないことと拝察する。 本誌8月号「未之知也」文部科学省初等中等教育局教育課程課長(取材当時)合田哲雄氏へのインタビューを読まれた感想や如何に(後編は今号に掲載)。...
View Article月刊私塾界2017年11月号(通巻439号)
巻頭言 丸和運輸機関、ファイズ、SBS即配サポートという企業をご存知だろうか。 宅配最大手ヤマト運輸は今春、荷物の取扱量を制限すると同時に、当日配送を縮小すると発表し、荷主との交渉を進めている。...
View Article月刊私塾界2017年12月号(通巻440号)
巻頭言 米アマゾンが第二本社を北米に造る構想を明らかにした。カナダを含む北米の都市から提案を受け付ける。人口100万人以上、高速道路や空港から近い、テクノロジー系の人々が居着きたくなるなど幾つかの条件がある。ボストン、デンバー、フェニックスなど100以上の都市が名乗りを上げた。...
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