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月刊私塾界2016年6月号(通巻422号)

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2016_06_top

巻頭言

ヤマト運輸と地方路線バス会社間の業務提携が拡がりをみせる。一例を示す。
 昨年、ヤマト運輸は岩手県北バスと「客貨混載」事業を開始した。路線は、北上~盛岡~宮古~重茂半島と150キロ以上に及ぶ。この区間を、北上~盛岡~宮古間の「ヒトものバス」と、宮古~重茂半島間の「客貨混載」の二つに区分する。前者はバス後部を改造し、荷物をフォークリフトでパレットごと積み降ろしできるようにした。後者は、乗降口付近の座席を改造し、荷物を積めるようにした。前者におけるヤマト運輸のメリットは、トラック便を減らせることだ。朝晩は輸送する荷物は多いが、日中帯は二ケタ少ない個数となる。これに対し後者は、重茂半島担当セールス・ドライバー(SD)が、日中宮古営業所に戻る必要がなくなる。それにより、SDの重茂半島滞在時間が伸び、サービス向上へと繋がる。例えば、お年寄りがスーパーに頼んだ買い物を、SDが届けるついでに安否確認もする「まごころ宅急便」サービスに、より多くの時間を割けるようになる。その結果、扱う荷物の量が1・5倍に増えた。
 バス会社は収入が増え、特に廃止が進む過疎地のバス路線を存続できる。Win―Winの取組だ。
 国土交通省は過疎地の物流対策として、同じような事柄を掲げる。「貨客混載」だ。ヤマト運輸が提唱する「客貨混載」と順番が逆だ。ヤマトのヤマトたる所以である。
 是非、読者諸兄も知恵を絞り、八方良しの業務提携や商品開発に取り組んでもらいたい。

(如己 一)

目次

    【2016年6月号 目次原稿】
  • 6 CatchUp1 全教研
       日本と東南アジアのプログラミング教育を牽引する
  • 8 CatchUp2 日本漢字能力検定
       本部機能を京都祇園に移転し、更なる進化を展開する日本漢字能力検定
  • 10 CatchUp3 ショウイン
       自立学習をリードするショウイン式
  • 12 私の教育 本田由紀・東京大学大学院教育学研究科教授
       受けてきた教育から、教育を考えるように
  • 18 挑む大学 芝浦工業大学
       創立100周年に向け、さらなる飛躍を目指す
  • 22 Special Report
       第3回 アクティブラーニング・フォーラム
  • 27 目次・巻頭言
  • 28 NEWS ARCHIVES
  • 52 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 53【特集】
       最新塾教材目録2016
  • 68 HOT TOPICS・1  私学の未来を考えよう! ユーデック主催「夢・教育セミナー」
  • 70 HOT TOPICS・2 四国進学会と学進の係争に判決が下される
  • 72 HOT TOPICS・3 学生たちがブランドをデザインする『BranCo! 2015』
  • 74 HOT TOPICS・4 注目の「トビタテ!留学JAPAN」に迫る
  • 76【TOP LEADER】
      幼稚園から英語教育を推進する。
       GrapeCity & 学校法人 宮城明泉学園
  • 88 新しい塾のカタチ NPO法人アスイク
  • 92 挑む私学 宮城学院中学校高等学校
  • 94 短期集中連載「自立学習」を超えて!(4) 山田徹雄
  • 96 教育サービス業界 企業研究(44) 株式会社Sapiens Sapiens
  • 99 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(270)
  • 100 疾風の如く(83)ステップアップ塾(東京都)塾長 濱松 敏廣さん
  • 102 好機到来(14) 株式会社スタディラボ 代表 地福 武史さん
  • 104 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(37)
  • 106 白書界隈徘徊話(15) 西村克之
  • 108 自ら動き出すチームにする方法(21) 中谷彰宏
  • 110 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(35)
  • 111 芸術見聞録(34)
  • 112 高校生からの子育てハイウェイ(14)
  • 113 クロスワードパズル「塾長の机」
  • 114 為田裕行の「教育ICT行」(14)
  • 116 塾ソムリエの講師研修指南 西村 則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(7)
  • 118 林明夫の「歩きながら考える」(130)
  • 120 咲かせよ桜(19) 小林哲夫
  • 124 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(38)
  • 126 論点2016(6) アクティブ・ラーニングと教員養成
  • 130 編集後記
  • 132 Book Review
  • 134 塾長のためのガジェット講座

月刊私塾界2016年7月号(通巻423号)

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2016_07_top

巻頭言

今年の夏期講習では、何か新たな取り組みがおありだろうか。講座、カリキュラム、教材などなど。
エチオピアで生産されたTシャツ30万枚が、日本に出荷された。製造したのは、岡山県に本社を置く株式会社ストライプインターナショナルだ。
エチオピアは工場労働者の賃金が低いことから(中国の10分の1、月額40~60ドル)、多くの企業が進出する。GE、サムスン、ハイネケン等世界の大企業だ。
しかし、労働者の生産性や技能レベルは高くない。また、道路、電力等のインフラは未整備であり、関税や許認可などのルールも不明確だ。更に、内陸国であり、隣国のジブチの港から輸出する。
アパレルの巨人H&Mでさえクリアーできないそれらハードルを、見事に乗り越えた。読者諸兄は最先端を行く製造型小売業(SPA)だからだ、とお考えであろうか。
茨城県竜ケ崎市にある横田農場。日本の水稲栽培農家の耕作面積が平均1㌶のところ、横田農場は120㌶。これを1台の田植え機と1台のトラクターで作業する。そのために、7種類の米品種を2ヶ月かけて植え、2ヶ月かけて収穫する作業体系を構築する。驚異的な高効率を達成している。にもかかわらず、九州大学の研究プロジェクトに参加し、更なるイノベーションを目指す。如何だろうか。
先日、某大学の教育工学研究室を訪ねた。先生曰く、必ず成績を上げる方法がある、と。再現性があること。属人的でないこと。これこそ科学である。改革の種は至る所にある。

(如己 一)

目次

    【2016年7月号 目次】
  • 6 CatchUp1 グローバルキッズ倶楽部(GKC)
    京都教育界の老舗、成基が手掛ける英語学童教室
  • 8 CatchUp2 FLENS
    教育ICT市場を丁寧に開拓する
  • 10 SpecialReport・1 私塾界リーダーズフォーラム in 博多
    公益社団法人 全国学習塾協会 九州・沖縄支部 全国研修会 共催
    ICT・人工知能(AI)、アクティブ・ラーニング、高大接続、教育再生について考える
  • 14 SpecialReport・2 私塾界リーダーズフォーラム in 金沢
    学習塾協議会いしかわ 共催
    英語教育改革、グローバル人財育成、アクティブ・ラーニング、高大接続、教育再生について考える
  • 19 目次・巻頭言
  • 20 NEWS ARCHIVES
  • 44 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 45【特集】
    株式公開企業塾 2016年度3月期決算を読む
  • 54 HOT TOPICS  人間の可能性に触れる
    第14回 全日本私塾教育ネットワーク(私塾ネット)全国研修会
  • 56 シリーズ・教育改革
    迫る大学入試改革、わが子が身につけるべき本当の力とは?
  • 58 短期集中連載「自立学習」を超えて!(5) 山田徹雄
  • 60【TOP LEADER】
    第23回 東進衛星予備校全国大会
    独立自尊の社会・世界に貢献する人財を育成する
    ナガセグループ
  • 70 挑む私学 東京立正中学校・高等学校
  • 72 教育サービス業界 企業研究(45) 株式会社ナイトズーキーパー
  • 75 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(271)
  • 76 疾風の如く(84)
    探究堂(京都府)
    代表 山田 洋文さん
  • 78 好機到来(15) NPO法人 高卒支援会 理事長 杉浦 孝宣さん
  • 80 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(38)
  • 82 白書界隈徘徊話(16) 西村克之
  • 84 自ら動き出すチームにする方法(22) 中谷彰宏
  • 86 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(36)
  • 87 芸術見聞録(36)
  • 88 高校生からの子育てハイウェイ(15)
  • 89 クロスワードパズル「塾長の机」
  • 90 為田裕行の「教育ICT行」(15)
  • 92 新・授業改革を目指して(91) 石川幸夫
  • 94 林明夫の「歩きながら考える」(131)
  • 96 咲かせよ桜(20) 小林哲夫
  • 100 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(39)
  • 102 論点2016(7) 奨学金制度の本来的趣旨
  • 106 編集後記
  • 108 Book Review
  • 110 塾長のためのガジェット講座

月刊私塾界2016年8月号(通巻424号)

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2016_08_top

巻頭言

理化学研究所の森田浩介グループディレクターが率いる新元素探索チームが、原子番号113番を発見した。世界中のチームと鎬を削り、12年に成功した。03年から原子番号30の亜鉛と83のビスマスを加速器内で衝突させ核融合反応を起こし、実験を繰り返した。
 森田チームは命名権を得、「ニホニウム」と提案し、6月8日に公表した。日本由来初の元素だ。
 現在の原子核物理学では、新しい元素の存在だけでなく、その性質まで予測できる。それを莫大な費用と時間を費やす意味があるか、などと批判してはならない。このような基礎研究が重要なのである。
 同じようなことがある。重力波の発見だ。こちらはアインシュタインが100年前に、理論的に予測した。それが昨年9月初めて観測に成功した。ブラックホールのような光を発しない天体の天文学が始まる。昨年ノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章氏も、今年3月から「KAGURA」を用いて観測を開始した。
 教育におけるCAIは、第二次世界大戦中アメリカで兵士教育のために、研究・開発されたものだ。今では、eラーニング、それも人工知能(AI)やビッグデータを利用したものにまで達している。
 これはペスタロッチやデューイらの基礎研究の上に、ガルニエの学習理論やアフォーダンス理論等々を積み上げた上に成り立つ。
 是非、読者諸兄も基礎理論や応用研究を学び、グーグルやマイクロソフトが提供するAIを利用し、新たな学習機会の創造にチャレンジして欲しい。

(如己 一)

目次

  • 14 CatchUp 七田チャイルドアカデミー
       脳を喜ばせながら五感を楽しく刺激する
  • 16 挑む私学
       2017年4月 校名変更予定
       アサンプション国際中学校高等学校
       未来の社会で活躍する人を育てる教育改革
  • 19 目次・巻頭言
  • 20 NEWS ARCHIVES
  • 42 HOT TOPICS 第11回 全国模擬授業大会
  • 44 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 45【特集】
       2020年に間に合うか?
      英語教育改革の現在地
  • 54 【私塾界大学 経営学部 教育経済工学科】
       大学入試改革研究会 研究レポート Part1 
  • 60【TOP LEADER Company】
       学習塾の価値をもう一段高めていく
       株式会社 栄光
  • 70 短期集中連載「自立学習」を超えて!(6) 山田徹雄
  • 72 教育サービス業界 企業研究(46) 株式会社イングリッシュセントラル
  • 75 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(272)
  • 76 疾風の如く(85)
      株式会社たまみずき(東京都)
      代表取締役 櫻井 元さん
  • 78 好機到来(16) 株式会社サイトビジット 代表取締役 鬼頭 政人さん
  • 80 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(39)
  • 82 白書界隈徘徊話(17) 西村克之
  • 84 自ら動き出すチームにする方法(23) 中谷彰宏
  • 86 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(37)
  • 87 芸術見聞録(37)
  • 88 高校生からの子育てハイウェイ(16)
  • 89 クロスワードパズル「塾長の机」
  • 90 為田裕行の「教育ICT行」(16)
  • 92 塾ソムリエの講師研修指南 西村 則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(8)
  • 94 林明夫の「歩きながら考える」(132)
  • 96 咲かせよ桜(21) 小林哲夫
  • 100 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(40)
  • 102 論点2016(8) 正確に知ろう、発達障害
  • 104 編集後記
  • 108 Book Review
  • 110 塾長のためのガジェット講座
  • 月刊私塾界2016年9月号(通巻425号)

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    2016_09_top

    巻頭言

    夏期講習や特訓合宿などを経て、生徒たちは学力は勿論、人間的にも一回りも二回りも成長したことでしょう。先生方もその実感を胸に、二学期の指導に熱が入っていることと拝察する。
    読者諸兄の中には、健康目的でヨーグルトを食べている方が、結構おられるのではないだろうか。「腸の調子が良くなる」とか、「アレルギーが改善する」、更には「免疫が高まる」などと。かく言う筆者もその一人だ。
    しかし、である。これらはイメージで、エビデンスがあるものは感染性腸炎についてだけだそうだ。
    ヨーグルトが体に良いイメージがあるのは、イリヤ・メチニコフ(1845~1916)の研究からである。彼は腸内細菌に着目し、乳酸菌が腸内の悪玉菌を減少させる作用に注目した。また、ブルガリアが長寿地域であり、ヨーグルトを日常的に摂取する環境下にある。このことから、ヨーグルトが健康に良いイメージができた。
    それから一世紀。未だにアレルギー改善とか、免疫力が高まるなどのエビデンスは無い、と稲島司東京大学病院循環器専門医は云う。
    中室牧子慶応義塾大学准教授は、「教育にエビデンスを」と盛んに発信する。そう、教育の世界では、印象や個人的体験で物事を発言しがちである。いじめ問題などの様々なコメントをみれば分かる。科学的根拠が無い発言、処方ばかりだ。
    父母会や入塾説明会等で、イメージで語ってはいないだろうか。エビデンスを用いてで説明すれば、格段に信頼が増す。

    (如己 一)

    目次

    • 6 CatchUp SSゼミナール
    • 既存の方法にとらわれない次世代型の塾教育

    • 8 Special Report01 リーダーズフォーラム2016 in 東京
    • 16 Special Report02 リーダーズフォーラム2016 in 大阪
    • 22 Special Report03 大学入試改革に向けた公開討論会
    • 27 目次・巻頭言
    • 28 NEWS ARCHIVES
    • 52 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
    • 53【特集】①アクティブ・ラーニングがはじまる教室
    • 62【特集】②株式公開企業塾の2017年度 第1四半期決算を読む
    • 70 【私塾界大学 経営学部 教育経済学科 E2BASU】
    • 大学入試改革研究会 研究レポート Part2

    • 74 短期集中連載「自立学習」を超えて!(7) 山田徹雄
    • 76【TOP LEADER Company】
    • 顧客満足のカギは講師にあり 株式会社 東京個別指導学院

    • 86 新しい塾のカタチ
    • やる気スイッチグループホールディングス株式会社
      総合的な教育プラットフォームが未来の大きなビジネスに。

    • 90 挑む私学
    • 東京家政大学附属女子中学校・高等学校
      135周年の学園が掲げる「自主自律」の教育

    • 92 教育サービス業界 企業研究(47) 株式会社ユーデック
    • 95 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(273)
    • 96 疾風の如く(86)
    • 株式会社メイツ(東京都) 代表取締役 遠藤 尚範さん

    • 98 好機到来(17) 清水教育研究社 代表 清水 詠一 さん
    • 100 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(40)
    • 102 白書界隈徘徊話(18) 西村克之
    • 104 自ら動き出すチームにする方法(24) 中谷彰宏
    • 106 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(38)
    • 107 芸術見聞録(38)
    • 108 高校生からの子育てハイウェイ(17)
    • 109 クロスワードパズル「塾長の机」
    • 110 為田裕行の「教育ICT行」(18)
    • 112 新・授業改革を目指して(92) 石川幸夫
    • 114 林明夫の「歩きながら考える」(133)
    • 116 咲かせよ桜(22) 小林哲夫
    • 120 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(41)
    • 122 論点2016(9) 定着しない専門職大学院
    • 126 編集後記
    • 128 Book Review
    • 130 塾長のためのガジェット講座

    月刊私塾界2016年10月号(通巻426号)

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    2016_10_top

    巻頭言

    とろさば料理専門店「SABAR(サバー)」をご存知だろうか。「株式会社鯖や」が展開する。
     鯖料理専門だけでもユニークであるが、それに留まらない。店舗開設や運営資金をクラウドファンディングする。最速65時間で調達した例を持つ。また、鯖の蓄養にも乗り出す。その資金1億円余も同方法で集める。
     当初は八戸前沖で獲れた鯖のみを使用していたが、1匹550g以上の鯖のみを用いるこだわりを守り、東北近海まで範囲を広げた。それでも品薄で、店舗展開に追い付かず、蓄養を始める。
     クラウドファンディングを実施する学習塾を散見するが、成功例を寡聞にして知らない。鯖やの専門性、こだわり、ストーリー性等に成功のヒントがありそうである。
     もう一社「akippa(アキッパ)」を紹介する。駐車場を借りたい人と貸したい人(自宅や月極の空スペース)をマッチングする、所謂シェアリングエコノミーを展開する。駐車場数は、業界3位の6千個所に急造。独走するタイムズも対応せざるを得なくなった。コインパーク概念のコペルニクス的転換を果たした。
     皆さんの学習塾での教え方は如何か。旧態依然としていないだろうか。幾何などは2600年前のピタゴラス同様ではないだろうか。正攻法ではあるが、生徒が集まらない理由はその辺りにあるのかも知れない。
     自塾内、業界内で解決できない課題でも、他社や異業種に解決策を見出すことができる。是非「学ぶ=真似ぶ」を。

    (如己 一)

    目次

    • 8 CatchUp01 ユナイテッド・インテリジェンス
    •    本格的なプログラミング講座を始動

    • 10 CatchUp02 スタディプラス 勉強を記録・共有する
    • 12 特別取材・熊本地震
         地震の後も熊本の私塾が貫いた、民間教育機関としての使命
    • 16 挑む私学 大妻中野中学校・高等学校
    • 19 目次・巻頭言
    • 20 NEWS ARCHIVES
    • 46 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
    • 47【特集】
         教育ICT考 2016・秋
    • 56 【私塾界大学 経営学部 教育経済学科 E2BASU】
         大学入試改革研究会 研究レポート Part3 
    • 60 短期集中連載「自立学習」を超えて!(8) 山田徹雄
    • 62【TOP LEADER Company】
         新潟から世界を見つめて
         NSGグループ
    • 72 教育サービス業界 企業研究(48) JR西日本
    • 75 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(274)
    • 76 疾風の如く(87)一会塾(神奈川県)代表 山口 滋朗さん
    • 78 好機到来(18) 明蓬館高等学校 校長 日野公三さん
    • 80 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(41)
    • 82 白書界隈徘徊話(19) 西村克之
    • 84 自ら動き出すチームにする方法(25) 中谷彰宏
    • 86 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(39)
    • 87 芸術見聞録(39)
    • 88 高校生からの子育てハイウェイ(18)
    • 89 クロスワードパズル「塾長の机」
    • 90 為田裕行の「教育ICT行」(19)
    • 92 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(9)
    • 94 林明夫の「歩きながら考える」(134)
    • 96 咲かせよ桜(23) 小林哲夫
    • 100 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(42)
    • 102 論点2016(10) 見えてきた次期学習指導要領
    • 106 編集後記
    • 108 Book Review
    • 110 塾長のためのガジェット講座

    月刊私塾界2016年11月号(通巻427号)

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    2016_11_top

    巻頭言

    次年度の準備は如何だろうか。
     今年は昨年にも増して教育ICTのニュースが多い。シンポジウム、展示会、そして数々の導入や実践事例。これから導入を予定しているところもあろうし、まだどうしたら良いか迷っている方々もおられると推測する。また、既に使い始め、ヴァージョン・アップを検討している学習塾もあろう。
     いずれにしてもこれだけ多くのツールが開発され、日進月歩で新たなシステムが次々出ると、何をどのようにしたら良いか迷う。ここで一度立ち止まり、何のためにICTを利用したいのか、考えてみる必要がありはしないだろうか。
     その第一は、自塾の教育理念や経営理念と照らし合わせることだ。最も基本となる事柄から導き出すことが必要である。そうしないと利用目的が明確化しない。
     また、教育工学の観点から教育ICTを考察することも有益である。起点が解り、どこでどのように分岐し、今後どのように進むかを理解できる。専門書に触れることを推奨する。
     ところで、公文教育研究会が認知症重症化予防サービスとして、「学習療法」を提供していることをご存知だろうか。現在約1600の介護施設などで1万2千人余が利用する。要介護度が上がらない実績が出ている。学習教材は公文お得意の紙と鉛筆、高齢者二人に一人のスタッフがつく。何ともローテクの世界なのである。しかし、ハイタッチの世界だ。
     皆さんも自塾のリソースを洗ってみてはどうか(頭の中も)。宝の山が眠っているやも。

    (如己 一)

    目次

    • 8 CatchUp01 イング
    •    子供たちの成長実感を創造すること・・・
         そのためにイングが力を入れていること

    • 10 CatchUp02 英俊社
    •    欲しい過去問をピンポイントで選択、
         オリジナル教材を作成

    • 12 CatchUp03 サテライトネット
    •    教育から地域貢献を

    • 14 HOT TOPICS01 教育改革先取り対応セミナー
    • 16 挑む私学 東京女子学園中学校・高等学校
    • 19 目次・巻頭言
    • 20 NEWS ARCHIVES
    • 50 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
    • 51【特集】 教育ICT考 2016・秋(後編)
    • 60 HOT TOPICS02 さらなる教育力の向上を目指す「興学社大学」
    • 62 短期集中連載「自立学習」を超えて!(9) 山田徹雄
    • 64【TOP LEADER Company】
    •    夢を追い求め、果敢に挑戦する
         学校法人 創志学園

    • 76 教育サービス業界 企業研究(49) 大阪進研
    • 79 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(275)
    • 80 疾風の如く(88)
    •   学習支援塾ビーンズ(東京都)
        代表 塚﨑 康弘さん

    • 82 好機到来(19) マツハシゼミナール 代表 橋山 智洋さん
    • 84 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(42)
    • 86 白書界隈徘徊話(20) 西村克之
    • 88 自ら動き出すチームにする方法(26) 中谷彰宏
    • 90 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(40)
    • 91 芸術見聞録(40)
    • 92 高校生からの子育てハイウェイ(19)
    • 93 クロスワードパズル「塾長の机」
    • 94 為田裕行の「教育ICT行」(20)
    • 96 新・授業改革を目指して(93) 石川幸夫
    • 98 林明夫の「歩きながら考える」(135)
    • 100 咲かせよ桜(24) 小林哲夫
    • 104 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(43)
    • 106 論点2016(11) 学校耐震化。そして、老朽化対策
    • 110 編集後記
    • 112 Book Review
    • 114 塾長のためのガジェット講座

    月刊私塾界2016年12月号(通巻428号)

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    2016_12_top

    巻頭言

    早や師走。例年のことだが、入試への追い込み時期到来である。インフルエンザ等健康に留意し、生徒たちへの指導に奔走していただきたい。
     9月、メキシコのグアダラハラにて開催された国際学会「IAC2016」で、スペースX社イーロン・マスクCEOが火星移民のための宇宙輸送システム「インタープラネタリー・トランスポート・システム(ITS)」構想を発表した。
     ITSは全て再使用型のロケットエンジン、打ち上げ機、宇宙船からなる宇宙飛行システムである。火星への有人飛行を想定したシステムであり、100万人規模での移民を視野に入れる。更に、生命体の存在が期待される木星の衛星エウロパと、土星の衛星エンセラダスへの着陸までも計画される。
    なんと壮大な計画であろうか。
     しかも、6年後の2022年から運用が開始される、と云う。虚言とも思えるような計画であるが、内容は実に緻密である。
     同社は、ファルコン9で打ち上げたロケットの第一段目部分を、エンジン逆噴射により、地上や洋上で垂直状態で着陸・回収するという、想像を絶するような技術を見事開発した。それだけに現実味を帯びる。期待したい。
     学習塾業界ではどうだろうか。壮大な計画や如何に。売上1兆円を目指す、全ての生徒の成績を必ず上げる指導方法の考案、徹底したマーチャンダイジングによるカリキュラムや教材の開発などなど。
     さて、初夢が楽しみである。

    (如己 一)

    目次

    • 8 CatchUp01 ケイシングループ 中四国地方に生徒数5500名を超えるグループが誕生
    • 10 CatchUp02 なかざわ・塾 本格的英語スクールのタブレット化を実現
    • 12 挑む私学 啓明学院中学校 高等学校
    • 14 HOT TOPICS01
    •    教える力のグランドチャンピオンに輝いたのは、
         中萬学院の橋本雅由先生
         「第6回 全国模擬授業大会 in 名古屋」で

    • 16 HOT TOPICS02
    •    地方は教育改革とどう向き合っていくのか?
         「徳島人材育成シンポジウム」で討議

    • 19 目次・巻頭言
    • 20 NEWS ARCHIVES
    • 46 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
    • 47【特集①】株式公開企業塾の2017年 第2四半期決算を読む
    • 56【特集②】高大接続改革に向けて今すべきことはなにか?
    • 70 短期集中連載「自立学習」を超えて!(10) 山田徹雄
    • 72 教育サービス業界 企業研究(50) 株式会社恵学社
    • 79 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(276)
    • 80 疾風の如く(89)個別志導のサクセス(愛知県)塾長 近藤 成人さん
    • 82 好機到来(20) イデアスポット 代表 竹山 隼矢さん
    • 84 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(44)
    • 86 白書界隈徘徊話(21) 西村克之
    • 88 自ら動き出すチームにする方法(27) 中谷彰宏
    • 90 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(41)
    • 91 芸術見聞録(41)
    • 92 高校生からの子育てハイウェイ(20)
    • 93 クロスワードパズル「塾長の机」
    • 94 為田裕行の「教育ICT行」(21)
    • 96 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(10)
    • 98 林明夫の「歩きながら考える」(136)
    • 100 咲かせよ桜(25) 小林哲夫
    • 104 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(44)
    • 106 論点2016(12) 不登校の実情
    • 110 編集後記
    • 112 Book Review
    • 114 塾長のためのガジェット講座

    月刊私塾界2016年5月号(通巻421号)

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    2016_05_top

    巻頭言

    スペースデブリ(space debris。宇宙ゴミ)なるものをご存知だろうか。
    それは、役目を終えた衛星や打ち上げ時に使われたロケット本体の残骸などだ。デブリ同士の衝突で生まれた微細デブリもある。1㎜以下の微細デブリまで含めると、数百万とも数千万個とも言われる。
    これらデブリが、早いものは秒速8㎞で地球を周回する。そして数々の衝突が起き、その速度から大きな被害が出ている。
    その危険性があるため、アポロ17号(1972年)以来、人類は高度1000㎞を超える宇宙に有人ロケットを飛ばしていない。
    スペースデブリを除去しようとする企業が現れた。「アストロスケール」である。世界初の試みをする日本人社長率いるベンチャー企業だ。技術者も大学や企業などから結集し、オール・ジャパンの体制で臨む。東京都墨田区の工場で初号機を製作中だ。2018年前半に打ち上げを予定する。
    凄い企業があるものだ。
    今年に入り、若手学習塾経営者に会う機会が増えた。成熟業界と云われる中、新たなチャレンジに挑む。教えない塾、完全無料の塾、タブレットだけで完結する塾などなど、実に多彩だ。対象も幼児からシニアまで。彼らの前職は、シリコンバレーで起業、大手外資系コンサルタント会社、ITベンチャーなど、これまでの業界人にはなかった業種であったりする。
    まだまだ新たな商品、サービス、業態開発の余地が多いことを示している。是非、読者諸氏も奮起を。

    (如己 一)

    目次

    • 挑む私学 帝塚山小学校
    • CatchUp1 eisu group

    change は chance。アクティブ・ラーニングの実践で、子供たちの未来を先導。

    • CatchUp2 河合塾マナビス

    堅実なFC展開と巧みなマネジメント

    • CatchUp3 ノーベル学習館

    創業56年の塾を変えた、入塾率9割を実現するコンテンツとは

    • Special Report

    日本の学習塾が設立した
    世界基準のインターナショナルスクール

    • 目次・巻頭言
    • NEWS ARCHIVES
    • 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
    • 【特集】

    塾経営におさえておきたい
    教育用語集2016

    • HOT TOPICS  産官学民が一体となってICT教育について議論
    • 【TOP LEADER】

    子どもたちに最高の影響を与えることが、私たちの仕事。
    SHIMON GROUP
    株式会社 東海プロセスサービス

    • 短期集中連載「自立学習」を超えて!(3) 山田徹雄
    • 教育サービス業界 企業研究(43) 株式会社ハグカム
    • 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(269)
    • 疾風の如く(82)

    あずさ塾(京都府)
    代表 飛田 梓さん

    • 好機到来(13) 国語専門塾「思鋭館」 代表 出雲 哲也さん
    • 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(33)
    • 白書界隈徘徊話(14) 西村克之
    • 自ら動き出すチームにする方法(20) 中谷彰宏
    • 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(34)
    • 芸術見聞録(34)
    • 高校生からの子育てハイウェイ(13)
    • クロスワードパズル「塾長の机」
    • 為田裕行の「教育ICT行」(13)
    • 新・授業改革を目指して(90) 石川幸夫
    • 林明夫の「歩きながら考える」(129)
    • 咲かせよ桜(18) 小林哲夫
    • 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(37)
    • 論点2016(5) 留学とはいうけれど……。
    • 編集後記
    • Book Review
    • 塾長のためのガジェット講座

    月刊私塾界2017年1月号(通巻429号)

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    巻頭言

    謹賀新年
    昨年欧米で大きな出来事があった。ブレグジット(Brexit)とドナルド・トランプ大統領候補の当選だ。両者ともこれまでのグローバリゼーションと一線を画す。
    1648年締結ウェストファリア条約により、近代国家観が形成される。その枠組みが、EU成立・拡大、グローバル資本主義などにより越えられるか、と思われた。
    しかし、両国のこの事態である。今年はヨーロッパ各国で重要な選挙があり、目が離せない。
    英米での先の事態を5年も前に予測していた人物がいる。トルコ出身の経済学者ダニ・ロドリックである。グローバリゼーションのトリレンマとして、ハイパーグローバリゼーション、国民国家、民主政治の道を示す。三つを同時に満たす解はなく、氏の選択は国民国家と民主政治である。それを「賢いグローバリゼーション」と呼ぶ。
    翻って我が国の教育界。昨年3月に高大接続システム改革会議「最終報告」が出た。教育再生実行会議第四次提言を受けてのものだ。提言に比べ「最終報告」は大分後退した。いや、現実的となった。それでも4年後の実施に向け課題は山積する。その解決の議論を中央教育審議会で継続中だ。更に骨抜きとなる可能性がある。いやいや、より実際的になる。
    ここでも冷静に行く末を予測する方がいる。南風原東大副学長だ。本誌12月号インタビューを再度ご覧あれ。
    ともあれ、変化はチャンス。先を正確に読み、的確な対応をされたし。

    (如己 一)

    目次

    • 18 CatchUp 株式会社ビーシー・イングス
      新生田中学習会の挑戦
    • 20 【新春特別対談】
      小説『みかづき』出版記念
      作家 森 絵都 氏
      ×
      株式会社市進ホールディングス
      代表取締役 下屋 俊裕 氏
    • 27 目次・巻頭言
    • 28 NEWS ARCHIVES
    • 52 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
    • 53【特集】
      編集部が選んだ重大ニュース2016 注目のキーワード2017
    • 62 HOT TOPICS01 第46回青木経営フォーラム in 東京が開催
    • 64 HOT TOPICS02 アクティブ・ラーニング型授業の普及を促進
    • 68 Special Report 私塾界リーダーズフォーラム presents[教育ICTカンファレンス]
    • 82 挑む私学 駒込中学校・高等学校
    • 84 教育サービス業界 企業研究(51) 株式会社エナジード
    • 87 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(276)
    • 88 疾風の如く(90)
      セミナークレスト(兵庫県)
      代表 倉本 鉄平さん
    • 90 好機到来(21) 個別指導山崎学習塾 塾長 山崎 誠さん
    • 92 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(45)
    • 94 白書界隈徘徊話(22) 西村克之
    • 96 自ら動き出すチームにする方法(28) 中谷彰宏
    • 98 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(42)
    • 99 芸術見聞録(42)
    • 100 高校生からの子育てハイウェイ(21)
    • 101 クロスワードパズル「塾長の机」
    • 102 為田裕行の「教育ICT行」(22)
    • 104 新・授業改革を目指して(94) 石川幸夫
    • 106 林明夫の「歩きながら考える」(137)
    • 108 咲かせよ桜(26) 小林哲夫
    • 110 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(45)
    • 112 論点2017(1) 広域通信制高校問題の先に見えるもの
    • 118 編集後記
    • 120 Book Review
    • 122 塾長のためのガジェット講座

    月刊私塾界2017年2月号(通巻430号)

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    巻頭言

    赤ちゃん用にIoT(Internet of Things)が組み込まれた多くの製品が販売されている。
    ウェブカメラでは、単純に赤ちゃんを見守り、映像をスマホに転送するだけでなく、呼吸数、心拍数、体温まで分かる。また、衣服に装着するだけで、呼吸や体温、体勢、活動レベル、睡眠中かどうかなどをスマホアプリから確認できるウェアラブルデバイスもある。更に赤ちゃんが快適に眠れるよう、複数の揺らし方をする「スマートゆりかご」がある。このゆりかごは揺らすだけでなく、泣き方により聞かせる音を選択する。音は眠りに誘う雨の音にはじまり、母体内で聞いていた音まで奏でる。
    これら製品は、親に対し、不安を和らげ、手間を減らし、ストレスを緩和する。
    一方で、これら事柄は、育児過程で親が赤ちゃんとのスキンシップや声掛けにより、感じ、判断するもの、という考え方もある。それこそが親の愛情だ、と。
    昨年教育界では、AI(Artificial Intelligence)を駆使し、ほぼ自動化されたアクティブ・ラーニングやアダプティブ・ラーニングがもてはやされた。また、大学入試改革で結局は採用が見送られたが、CBT(Computer Based Testing)やIRT(Item Response Theory)なる技術開発がある。これら最先端技術を利用しない手はない。
    しかし、子供のやる気を起こすことができるのは、やはり人間だけだ、という声も大きい。
    ハイ・テクか、ロー・テクか。それとも……。

    (如己 一)

    目次

    • 8 CatchUp01 株式会社喜望ゼミナール
      大切にしてきたのは、子供たちに考えさせること
    • 10 CatchUp02 株式会社拓人こども未来
      スポーツ科学に基づいたプログラムで運動能力をアップ
    • 12 CatchUp03 株式会社アップ
      地域とともに成長するアクティブ・ラーニングの発信基地
    • 14 Special Interview
      次期学習指導要領改訂の概要と、松野博一大臣の教育に対する想い
    • 18 シリーズ 格差社会と向き合う①
      教育で貧困層の子供をいかに救うか
    • 20 HOT TOPICS01
      業界全体の地位向上を関東から
      公益社団法人全国学塾協会関東支部研修会で
    • 22 HOT TOPICS02
      京都教育界の老舗、成基が主催。
      私立小学校入試対策テストと体験授業
    • 24 挑む私学 聖光学院中学校高等学校
    • 27 目次・巻頭言
    • 28 NEWS ARCHIVES
    • 50 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
    • 51【特集】続・学習塾白書を読む
    • 60 TOP LEADER Company
      ベスト学院株式会社/株式会社Global Assist
    • 70 Special Report 私塾界PREMIUM SEMINAR 2016
    • 80 教育サービス業界 企業研究(52) 株式会社ドコモgacco
    • 83 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(277)
    • 84 疾風の如く(91)大学受験専門塾 フォレスト(神奈川県)
      代表 松尾 光徳さん
    • 86 好機到来(22) 株式会社ワイズアカデミー 代表 大森 善郎さん
    • 88 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(46)
    • 90 白書界隈徘徊話(23) 西村克之
    • 92 自ら動き出すチームにする方法(29) 中谷彰宏
    • 94 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(43)
    • 95 芸術見聞録(43)
    • 96 高校生からの子育てハイウェイ(22)
    • 97 クロスワードパズル「塾長の机」
    • 98 為田裕行の「教育ICT行」(23)
    • 100 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(11)
    • 102 林明夫の「歩きながら考える」(138)
    • 104 咲かせよ桜(27) 小林哲夫
    • 108 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(46)
    • 110 論点2017(2) 大山鳴動鼠一匹、教育委員会制度改革
    • 114 編集後記
    • 116 Book Review
    • 118 塾長のためのガジェット講座

    月刊私塾界2017年3月号(通巻431号)

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    巻頭言

    新年度授業料はどうされただろうか。講師募集費や人件費の上昇から、値上げせざるを得なかった――値上げしたかった――のではないか、と推察する。その結果や効果は如何に。
    近年多くの学習塾が授業料を値上げしていることは、「学習塾白書2016」からも分かる。
    しかし、単純な値上げが許される甘いご時世ではない。読者諸兄の学習塾では、どのような対策を採るのであろうか。
     一つ参考になる例がある。モスバーガーが実施した値上げ対策だ。
    15年5月、食材の原料費や人件費の高騰により、定番商品を約10%値上げした。ライバルのマクドナルドに比し、元々価格が高いにもかかわらずに、である。
     前年後半マクドナルドが、鶏肉の期限切れ問題や異物混入騒動から、客足がモスバーガーに向きつつある追い風は吹いていた。しかし、値上げはそれを止めかねない。
    そのような環境下、採った対策は基本を徹底することであった。しかも非常にシンプル。
    その内容は、調理の仕方からハンバーガーを上手に紙に包む方法に至るまでの手順を、全てのスタッフで確認し、徹底するための「製造勉強会」を全国で展開したのだ。これまでのマニュアルには無い部分にまで及ぶ。
     そして、この勉強会は意外な効果を齎す。スタッフが、自らが提供する商品の良さに改めて気付き、自信を持って客に販売できるようになった、というのだ。
    やはり何事も「凡事徹底」である。

    (如己 一)

    目次

  • 6 CatchUp01 あすなろ学院(株式会社学研スタディエ)
  • 20年、30年先を見据えた大改革

  • 8 シリーズ 格差社会と向き合う②
  • 松戸市子ども支援課、エデュケーショナルネットワーク、
    さいたまユースサポートネットの取り組みを追う

  • 14 HOT TOPICS どうしてる? マイナンバーの収集と管理
  • 16 挑む私学 育英西中学校・高等学校
  • 19 目次・巻頭言
  • 20 NEWS ARCHIVES
  • 42 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 44【特集①】公開企業塾2017年度 2月・3月期第3四半期決算を読む
  • 52【特集②】塾の働き方改革
  • 64 TOP LEADER Company 株式会社スプリックス
  • 個別指導塾から自立学習塾へ、顧客ニーズを先取り。

  • 72 教育サービス業界 企業研究(53) 株式会社文理
  • 75 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(278)
  • 76 疾風の如く(92)キッズスター★イングリッシュ(東京都)
  • 望月 宏典さん

  • 78 好機到来(23) ブルーフォグ・ソリューション株式会社 代表 吉田光広さん
  • 80 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(47)
  • 82 白書界隈徘徊話(24) 西村克之
  • 84 自ら動き出すチームにする方法(30) 中谷彰宏
  • 86 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(44)
  • 87 芸術見聞録(44)
  • 88 高校生からの子育てハイウェイ(23)
  • 89 クロスワードパズル「塾長の机」
  • 90 為田裕行の「教育ICT行」(24)
  • 92 新・授業改革を目指して(95) 石川幸夫
  • 94 林明夫の「歩きながら考える」(139)
  • 96 咲かせよ桜(28) 小林哲夫
  • 100 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(47)
  • 102 論点2017(3) PISA2015とTIMSS2015の結果
  • 106 編集後記
  • 108 Book Review
  • 110 塾長のためのガジェット講座
  • 月刊私塾界2017年4月号(通巻432号)

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    巻頭言

    残念な出来事が起きた。首都圏にある大手学習塾で、時間外の残業や深夜の割り増し賃金が不払いだったため、労働基準監督署から是正勧告が出された。
     15年12月、厚生労働省は文部科学省と連携して、学生アルバイトの多い業界団体に対し、労働基準関係法令の遵守等を要請した。これを受け、公益社団法人全国学習塾協会は「安心塾バイト認証制度」を制定し、今年1月から運用を開始した。その矢先のできごとであり、実に残念である。
     時代は変わった。
     昔、「24時間戦えますか」なるCMが流行った。しかし、電通過労死問題後の現在、放映すれば炎上必至だ。
     講師募集に苦労している学習塾が多いと聞く。労働環境の改善を業界全体で取り組まなければ、全体で地盤沈下してしまう。どの学習塾も先生が最も大切だ、と言っている。ならば、それを実態として示さなければならない。良い先生が集まらなくなると、真綿で首を絞められるように、体力を失っていく。早目の対策が必要だ。
    すかいらーくは、深夜営業を縮小する。売上30億円減が分かっていても、である。更にスタッフの作業熟練度を向上させるために、グランドメニュー改定回数を減らす。常連客離れを覚悟の上だ。
    居酒屋チェーン塚田農場は、バイトの大学生に対し、就職支援をし、離職率を下げている。
    他業種は、人材確保、獲得にそこまで重きを置く。未来の人財(・)を育成する学習塾業界においてをや。

    (如己 一)

    目次

  • 6 CatchUp01 キタン塾
      優れた行動力で改革を断行し、軌道修正に成功
  • 8 CatchUp02 東進ナユタス
      日本初の音楽スクールが名古屋に誕生
  • 10 シリーズ 格差社会と向き合う③
      一橋大学 山田哲也教授、新宿区子ども家庭課、
      ステップアップ塾の取り組みを追う
  • 16 挑む私学 沖縄尚学高等学校・同附属中学校
  • 19 目次・巻頭言
  • 20 NEWS ARCHIVES
  • 42 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 43 【特集】変わる!人材募集と採用
  • 58 HOT TOPICS01 子供を賢くする、自立型個別指導塾
  • 60 HOT TOPICS02 英語入試・思考力入試が急増した 2017年の首都圏中学入試
  • 64 TOP LEADER Company
       株式会社埼英スクール
       挑戦する姿勢を育てる。その理念で、社員の挑戦も応援。
  • 70 協心塾力 自塾のコンテンツをさらに魅力的に
  • 74 少し先の日本の教育の未来を考える
       見えない未来を生きる子供たちのためにピグマリオン学育(前編)
  • 76 教育サービス業界 企業研究(54) 教育開発出版株式会社
  • 79 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(279)
  • 80 疾風の如く(93) 個別指導HIGH-STANDARD(千葉県)代表 佐藤 良平さん
  • 82 好機到来(24) ラーンネットグローバルスクール 代表 炭谷俊樹さん
  • 84 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(48)
  • 86 白書界隈徘徊話(25) 西村克之
  • 88 自ら動き出すチームにする方法(31) 中谷彰宏
  • 90 【新連載】陥穽葉書(1)
  • 92 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(45)
  • 93 芸術見聞録(45)
  • 94 高校生からの子育てハイウェイ(24)
  • 95 クロスワードパズル「塾長の机」
  • 96 為田裕行の「教育ICT行」(25)
  • 98 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(12)
  • 100 林明夫の「歩きながら考える」(140)
  • 102 【新連載】塾悟性論(1)
  • 104 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(48)
  • 106 論点2017(4) STEM教育、STEAM教育
  • 110 編集後記
  • 112 Book Review
  • 114 塾長のためのガジェット講座
  • 月刊私塾界2017年5月号(通巻433号)

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    巻頭言

    合格の知らせに歓喜し、周到に準備された新年度生募集に成功した春だったと拝察する。そんな満足感に浸り、少し静かな日常を、来る夏期行事に向け英気を養っている諸兄の姿が目に浮かぶ。学習塾にとり、数少ない落ち着いた日々だ。
     そんなとき、教育や経営以外の分野に目を向けてはどうだろうか。
    小説、それも海外の作家が書いたもの。異なる文化や価値観に触れ、何かに気付かされる。
     美術館や博物館へ足を運ぶのも一興だ。本誌「芸術見聞録」を参考にしてもいい。或は普段行くことが叶わない、遠く離れた土地にあるそれらを訪ねるも良し。外国まで足を延ばすことができれば、尚良しである。
     更にお勧めは、日本の古典芸能を鑑賞することだ。能、狂言、歌舞伎、浄瑠璃は如何であろうか。殆ど触れたことがないと推察する。特に男性読者は。歌舞伎座の客席を眺めれば、九割以上は女性だ。能や狂言は中学高校時代に、課外活動の一環として、居眠りしながら観ただけではないだろうか。
     日本人ビジネスパーソンは教養が低いと揶揄される由縁である。欧米のエリートと話すと痛感する。仕事以外何もできないし、知らない、と女性に蔑まれる理由だ。
     リラックスし、気分転換することは大切だ。視野を広げること、刺激を受けることで、新たな気付き、新たな自分を発見するであろう。人生の醍醐味でもある。
     仕事も人生も、最後は教養がものをいう。人格の陶冶。ましてや教育者なのだから。

    (如己 一)

    目次

  • 6 CatchUp01 アプス/武田塾 水戸校日本の学力底上げに貢献したい
  • 8 シリーズ 格差社会と向き合う④
  •   東京大学大学院 松井彰彦教授、お茶の水女子大学 耳塚寛明教授、
      NPO法人 キッズドア、共笑基金の取り組みを追う

  • 16 挑む私学 滝川中学校・高等学校
  • 19 目次・巻頭言
  • 20 NEWS ARCHIVES
  • 44 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 45 【特集】広がる、幼児教育と保育サービス
  • 56 HOT TOPICS 1 情報について考える 求められるセキュリティ対策
  • 58 HOT TOPICS 2 IBへの転換を果たした アオバジャパン・インターナショナルスクール
  • 60 HOT TOPICS 3 学力向上を図る独自のアクティブ・ラーニングを実践
  • 62 TOP LEADER Company株式会社城南進学研究社
  •    総合教育ソリューション企業として、多様化するニーズに応える。

  • 72 少し先の日本の教育の未来を考える
  •    見えない未来を生きる子供たちのためにピグマリオン学育(後編)

  • 76 Special Report 探究学習を〝探究〟する教育サミットが開催
  • 80 教育サービス業界 企業研究(55) 合同会社こども未来探究社
  • 83 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(280)
  • 84 疾風の如く(94)大島栄伸塾(東京都) 塾長 飯塚 章さん
  • 86 好機到来(25)Dreamkidzまなび舎 代表 中尾篤朋さん
  • 88 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(49)
  • 90 白書界隈徘徊話(26) 西村克之
  • 92 自ら動き出すチームにする方法(32) 中谷彰宏
  • 94 陥穽葉書(2)
  • 96 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(46)
  • 97 芸術見聞録(46)
  • 98 高校生からの子育てハイウェイ(25)
  • 99 クロスワードパズル「塾長の机」
  • 100 為田裕行の「教育ICT行」(26)
  • 102 新・授業改革を目指して(96) 石川幸夫
  • 104 林明夫の「歩きながら考える」(141)
  • 106 塾悟性論(2)
  • 108 咲かせよ桜(29) 小林哲夫
  • 112 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(49)
  • 114 論点2017(5) 知られていない、教育振興基本計画
  • 118 編集後記
  • 120 Book Review
  • 122 塾長のためのガジェット講座
  • 月刊私塾界2017年6月号(通巻434号)

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    巻頭言

    今年度の夏期行事には、何か新機軸がおありだろうか。昨年同様では世の中から取り残される。ましてや例年通りでは、変化が早い現代社会で何周も遅れをとってしまう。退歩と同じである。
     アクティブ・ラーニング、アダプティヴラーニング、プログラミング教育、STEM、STEAM、探究学習、英語4技能等々。ICTを駆使したもの、伝統的な紙媒体を使用した教材やシステム。これまた多岐に渡る。しかも毎年ヴァージョンアップされる。
     何をどう選び導入するか、大いに悩む。研究が必要である。
     少々時期が遅いかも知れぬが、今年の夏期行事で何かを試してみては如何だろうか。通年授業導入には二の足を踏むとしても、単発の講座で実験してみてはどうか。
     実験導入すれば、実体験として評価できる。1日3コマ、4日間の講座を組めば、約3ヶ月分の授業時間に相当し、効果測定も可能だ。繰り返しが必要なものは、長期で組めば良い。実験方法は他にもある。工夫してみては如何か。
     導入効果に懐疑的であれば、授業料無料で、一部の生徒に対してだけ実施すれば良い。
     数百年続く老舗も、日々商品開発に励む。常に改革に勤しむ。そうでなければ時代の変化に置いていかれる。
    変えてはならないものは勿論ある。しかし、変えなければならないものも沢山ある。
    学習塾も同じだ。時には、教育理念や経営理念でさえ見直さなければならない場合がある。奮闘を期待する。

    (如己 一)

    目次

  • 6 CatchUp01 T-KIDS株式会社
      自由に選べる、新しい学びのスタイルを
  • 8 CatchUp02 和光高等学校
      ICTを活用したアクティブ・ラーニング
  • 10 CatchUp03 翼学院グループ
      学習指導と福祉のワンストップサービスで支える
  • 12 挑む大学 聖徳大学・聖徳大学短期大学部
  • 16 挑む私学 聖徳大学附属女子中学校・高等学校
  • 19 目次・巻頭言
  • 20 NEWS ARCHIVES
  • 44 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 45 【特集】教育ICT 考 2017spring/summer
      アダプティブラーニングの実力はいかに
  • 58 CatchUp04 株式会社アスデザイン
      新たなアニメーションソリューションとスマートスタディの活用
  • 60 CatchUp05 文教学院
      世田谷から世界の子供たちを支える
  • 62 協心塾力 株式会社理究
      教育ICTサービスを最大限に活用
  • 64 TOP LEADER Company 株式会社成学社
       “育”の分野で社会貢献を果たす、それが最大のミッション。
  • 72 特別インタビュー
       ピグマリオン学育研究所 所長 伊藤 恭 氏
  •    関西の幼児教育の雄、全国の学習塾との共同事業を強化

  • 76 Special Report 探究学習を〝探究〟する教育サミットが開催
  • 78 挑む私学 鈴鹿中等教育学校
  • 80 教育サービス業界 企業研究(56) グローバル・コミュニケーション&テスティング
  • 83 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(281)
  • 84 疾風の如く(95)Study Room(京都府)原田 翔一さん
  • 86 好機到来(26)株式会社CLフォーラム.代表 遠藤 悠記さん
  • 88 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(50)
  • 90 白書界隈徘徊話(27) 西村克之
  • 92 自ら動き出すチームにする方法(33) 中谷彰宏
  • 94 陥穽葉書(3)
  • 96【新連載】もしも科学の視点が塾であったなら
  • 98【新連載】塾の家計簿
  • 100 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(47)
  • 101 芸術見聞録(47)
  • 102 高校生からの子育てハイウェイ(26)
  • 103 クロスワードパズル「塾長の机」
  • 104 為田裕行の「教育ICT行」(27)
  • 106 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(13)
  • 108 林明夫の「歩きながら考える」(142)
  • 110 塾悟性論(3)
  • 112 咲かせよ桜(30) 小林哲夫
  • 116 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(50)
  • 118 論点2017(6) インターナショナルスクールとは?
       そして、設立しよう!プリスクール型インターナショナルスクール
  • 122 編集後記
  • 124 Book Review
  • 126 塾長のためのガジェット講座
  • 月刊私塾界2017年7月号(通巻435号)

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    巻頭言

    第3次AIブームと云われて久しい。これは爆発的に普及したインターネットとともに、ビッグデータを使った機械学習が広がり、更にディープラーニングの開発により拍車がかかる。
     しかし、AIと言えばGoogleやIBM、マイクロソフトなどが代表的企業で、日本企業の名は出て来ない。この彼我の差や如何に。答えは、若手が権限や発言権を持っているかどうかに因る。硬くなってしまった頭では、新しい世界を創造、想像できない。
     ノーベル物理学賞に輝く天野 教授は、24歳時の窒化ガリウム結晶創製という研究成果で受賞した。アインシュタインは25歳時の研究で受賞した。アップルやマイクロソフトの創業者が頭角を現すのも20代前半である。
     学習塾業界でも同じような現象が起きている。AIを利用したアダプティブラーニング、探求学習、ICTをフル活用した英語教育、そして授業料無料の学習塾などなど。皆20代から30代半ばの方が立ち上げている。どれも斬新なアイデア満載だ。古い世代では及びもつかないフォーマットである。
     彼ら彼女らに共通することがある。世の中を変えようとする強い意志、利益一辺倒でない、基本的にオープンソースであり独占しない、アライアンスに対してもオープン、覇権を目指さないなどだ。
     AIが普及し、多くの仕事がなくなると云われるが、前記のようなマインドであれば、恐れることは無い。そして社会を変革することを期待する。読者諸兄もチャレンジを。

    (如己 一)

    目次

  • 6 CatchUp01 株式会社学研アイズ
      合格実績にこだわり続けながら、未来を見据えた教育も積極的に導入
  • 8 CatchUp02 株式会社もものはな
      小学生のうちから医学部を目指す子を育てる塾
  • 10 CatchUp03 KEC近畿教育学院
      「〝英語に強い〟KEC教育グループ」の英語教育改革
  • 12 挑む大学 武蔵大学
  • 16 挑む私学 夙川学院中学校・高等学校
  • 19 目次・巻頭言
  • 20 NEWS ARCHIVES
  • 44 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 45 【特集①】株式公開企業塾
       2017年2・3月期決算を読む
  • 54 【特集②】アジアは新たな市場となり得るか?
       教育サービスの海外進出
  • 62 HOT TOPICS 1
       塾業界の労働環境向上のために
       「安心塾バイト認証制度」に存在感
  • 64 HOT TOPICS 2
       順位は決めない、選りすぐりの講師が
       洗練された授業を披露する
  • 66 HOT TOPICS 3
       講師たちの熱気がほとばしる
       第12回全国模擬授業大会、栃木で開催
  • 70 続・特別インタビュー
       ピグマリオン学育研究所 所長 伊藤 恭 氏
       浜学園グループの幼児教育を支え続けてきた
       メソッド、ついに全国展開へ
  • 72 教育サービス業界 企業研究(57) 株式会社サン・ロワ
  • 75 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(282)
  • 76 疾風の如く(96)創心館(大阪府)共同代表 安延 伸悟さん 白数 大介さん
  • 78 好機到来(27)株式会社パラリア 代表 浅見 貴則さん
  • 80 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(51)
  • 82 白書界隈徘徊話(28) 西村克之
  • 84 自ら動き出すチームにする方法(34) 中谷彰宏
  • 86 陥穽葉書(4)
  • 88 もしも科学の視点が塾であったなら(2)
  • 90 塾の家計簿(2)
  • 92 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(48)
  • 93 芸術見聞録(48)
  • 94 高校生からの子育てハイウェイ(27)
  • 95 塾長の机
  • 96 為田裕行の「教育ICT行」(28)
  • 98 新・授業改革を目指して(97) 石川幸夫
  • 100 林明夫の「歩きながら考える」(143)
  • 102 塾悟性論(4)
  • 104 咲かせよ桜(31) 小林哲夫
  • 108 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(51)
  • 110 論点2017(7) 国立大学教育学部附属校縮小から見えてくるもの
  • 114 編集後記
  • 116 Book Review
  • 118 塾長のためのガジェット講座

  • 月刊私塾界2017年8月号(通巻436号)

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    巻頭言

    経済産業省の若手官僚たちが、5月中旬「産業構造審議会総会」において政策提言「不安な個人、立ちすくむ国家」を発表した。同省ウェブサイトで公表してから約1ヶ月間で、ダウンロード数は120万件を突破する。官庁の政策提言としては異例の広がりを見せる。

    多くの人が関心を寄せるのは、所謂「霞が関文学」を廃し、図表等で示すことにより、インパクトを与えつつ、分かり易く伝えているからだ。更に、内容が一度は失敗した日本の構造改革に関する、新たなパラダイムを示そうとしているからでもある。そして、「従来の延長線上で個別制度を少しずつ手直しするのではなく、今こそ、社会の仕組みを新しい価値観に基づいて抜本的に組み替える」と宣言しているからだ。尤も解決に向けた具体案はない。これが批判の対象になっている。また、省庁を横断する政策提言のため、現実化には高いハードルが待ち構えていることも確かだ。

    似たような期待感を抱かせた「高大接続システム改革会議」の提言は、竜頭蛇尾に帰す可能性がある。5月に公表された「高大接続改革の進捗状況について」を見れば分かる。特に「高校生のための基礎診断(仮称)」にそれが強く読み取れる。

    教育全体に関し、学習塾業界から「抜本的に組み替える」ような提言ができないものであろうか。教育のICT化やアクティブ・ラーニング等で、公教育の一歩も二歩も先を進んでいるからこその提言である。パラダイムシフトはお手の物なのであるから。

    (如己 一)

    目次

  • 14 CatchUp01 CAIシステム株式会社
      スピーキング力を上げるために 外国人講師の確保から教室運営までオールインワンの「SKメソッド」
  • 16 CatchUp02 株式会社学究社
      社外から後継者を選任、分野別のナンバーワン目指す 学究社・河端真一会長
  • 20 CatchUp03 東京家政大学附属女子中学校高等学校
      新校長が語る東京家政大学附属女子中学校高等学校の改革
  • 22 CatchUp04 株式会社みらいじゅ
      放課後等デイサービスにオンライン英会話を導入
  • 24 挑む私学 四日市メリノール学院
  • 27 目次・巻頭言
  • 28 NEWS ARCHIVES
  • 52 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 53 【特集】企業が永続的に成長するために
       はじめてますか? 継承の準備
  • 62 HOT TOPICS 1
       広がりつつある学習支援事業の効果に迫る
  • 66 HOT TOPICS 2
       地球市民の育成に取り組むオランダの教育に学ぶ
  • 68 TOP LEADER Company
       ナガセグループ
       独立自尊の社会・世界に貢献する人財を育成する
  • 78 少し先の日本の教育の未来を考える~現場編~
       心と能力を同時に高めるメソッド
       保育園で何が起こっているのか?
  • 80 Special Report
       私塾界リーダーズフォーラム2017s/s ICT×幼児
  • 88 教育サービス業界 企業研究(58) 株式会社学書
  • 91 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(283)
  • 92 疾風の如く(97)
      ユニバースクール(神奈川県)
      代表 湯浅 浩章さん
  • 94 好機到来(28)
      株式会社グリーンスター
      代表 川口 力哉さん
  • 96 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(52)
  • 98 白書界隈徘徊話(29) 西村克之
  • 100 自ら動き出すチームにする方法(35) 中谷彰宏
  • 102 陥穽葉書(5)
  • 104 もしも科学の視点が塾であったなら(3)
  • 106 塾の家計簿(3)
  • 108 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(49)
  • 109 芸術見聞録(49)
  • 110 高校生からの子育てハイウェイ(28)
  • 111 塾長の机
  • 112 為田裕行の「教育ICT行」(29)
  • 114 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(14)
  • 116 林明夫の「歩きながら考える」(144)
  • 118 塾悟性論(5)
  • 120 咲かせよ桜(32) 小林哲夫
  • 124 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(52)
  • 126 論点2017(8) 肩透かしに終わるか、「フリースクール等に関する検討会議」
  • 130 編集後記
  • 132 Book Review
  • 134 塾長のためのガジェット講座
  • 月刊私塾界2017年9月号(通巻437号)

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    巻頭言

    夏期講習の生徒募集、そしてその9月継続は如何でしたでしょうか。間もなく年間で最も多くの生徒を抱える時期。同時に勉強の秋を迎える。入試本番に向け、準備怠りないことと拝察する。
     本誌8月号「未之知也」文部科学省初等中等教育局教育課程課長(取材当時)合田哲雄氏へのインタビューを読まれた感想や如何に(後編は今号に掲載)。
     20年度から順次導入される新学習指導要領について、読者諸兄は熟知されていると思われる。それに関する知識、抱いているイメージに比し、課長の発言はどのように映っただろうか。
     筆者には驚きを禁じ得ない内容であった。
     新学習指導要領にあるプログラミング学習やアクティブ・ラーニング等々に関する受止めとの差異である。筆者はこれまで、それら導入について、00年から始まった「総合的な学習の時間」開始時のデジャヴュを見ているように思えていた。お上からお達しはするが、具体的な方法は現場の創意工夫に任せる、と。幸い、現場教師の努力で乗り越えた。その結果は、PISAやTIMSSで示された。
     新学習指導要領を熟すのも現場任せに映っていた。
     しかし、課長発言は全く異なる。用意周到に準備されている。また、現場教師、管理職、地域住民へも、今後丁寧に説明していく、と言う。そうであれば、心配は杞憂に終わる。そう願いたい。
     然るに、新学習指導要領導入に対する準備や如何に。文科省の動向を注視しつつ、ゆめゆめ準備を怠ること勿れ。

    (如己 一)

    目次

  • 8 CatchUp01 株式会社FCEエデュケーション
  • 先生が変わる! 生徒が変わる! 塾が変わる!アクティブラーナーを養成する新プログラム
  • 10 CatchUp02 株式会社興学社
  • AIを搭載した教材Qubenaの有効性に迫る
  • 12 CatchUp03 株式会社アレック
  • 脳が生み出す学習意欲に目を向け、学習効果や意欲、集中力を強化する「セレンブレイン」とは?
  • 14 CatchUp04
  • ジェムスクール地域のために最高の教育環境をつくる
  • 16 挑む私学 目白研心中学校・高等学校
  • 19 目次・巻頭言
  • 20 NEWS ARCHIVES
  • 44 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 45 【特集①】株式公開塾の2018年2月・3月期第1四半期決算を読む
  • 54 【特集②】手を打たずして成長はナシ 塾経営の新潮流を捉える
  • 60 Special Report
       探究学習の可能性と国際バカロレア(ⅠB)について語るシンポジウム
  • 64 TOP LEADER Company
       株式会社臨海
       教育とは共育。生徒の成長が、また講師を成長させる。
  • 71 CatchUp05 FLENS株式会社
       小学部の新たな魅力作りにFLENSを活用
  • 76 新世紀幼児教育考
       「AI時代」に必要な幼児教育とは?
  • 80 教育サービス業界 企業研究(59) ウェブリオ株式会社
  • 83 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(284)
  • 84 疾風の如く(98)株式会社 パクスジャポニカ(大阪府)代表取締役 足立 将一さん
  • 86 好機到来(29)個別指導玉川キッズ  代表 山口 さち子さん
  • 88 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(53)
  • 90 白書界隈徘徊話(30) 西村克之
  • 92 自ら動き出すチームにする方法(36) 中谷彰宏
  • 94 陥穽葉書(6)
  • 96 もしも科学の視点が塾であったなら(4)
  • 98 塾の家計簿(4)
  • 100 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(50)
  • 101 芸術見聞録(50)
  • 102 高校生からの子育てハイウェイ(29)
  • 103 塾長の机
  • 104 為田裕行の「教育ICT行」(30)
  • 106 新・授業改革を目指して(98) 石川幸夫
  • 108 林明夫の「歩きながら考える」(145)
  • 110 塾悟性論(6)
  • 112 咲かせよ桜(33) 小林哲夫
  • 116 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(53)
  • 118 論点2017(9) 肩透かしに終わるか、「フリースクール等に関する検討会議」
  • 122 編集後記
  • 124 Book Review
  • 126 塾長のためのガジェット講座
  • 月刊私塾界2017年10月号(通巻438号)

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    巻頭言

    夏期講習の生徒募集、そしてその9月継続は如何でしたでしょうか。間もなく年間で最も多くの生徒を抱える時期。同時に勉強の秋を迎える。入試本番に向け、準備怠りないことと拝察する。
     本誌8月号「未之知也」文部科学省初等中等教育局教育課程課長(取材当時)合田哲雄氏へのインタビューを読まれた感想や如何に(後編は今号に掲載)。
     20年度から順次導入される新学習指導要領について、読者諸兄は熟知されていると思われる。それに関する知識、抱いているイメージに比し、課長の発言はどのように映っただろうか。
     筆者には驚きを禁じ得ない内容であった。
     新学習指導要領にあるプログラミング学習やアクティブ・ラーニング等々に関する受止めとの差異である。筆者はこれまで、それら導入について、00年から始まった「総合的な学習の時間」開始時のデジャヴュを見ているように思えていた。お上からお達しはするが、具体的な方法は現場の創意工夫に任せる、と。幸い、現場教師の努力で乗り越えた。その結果は、PISAやTIMSSで示された。
     新学習指導要領を熟すのも現場任せに映っていた。
     しかし、課長発言は全く異なる。用意周到に準備されている。また、現場教師、管理職、地域住民へも、今後丁寧に説明していく、と言う。そうであれば、心配は杞憂に終わる。そう願いたい。
     然るに、新学習指導要領導入に対する準備や如何に。文科省の動向を注視しつつ、ゆめゆめ準備を怠ること勿れ。

    (如己 一)

    目次

  • 8 CatchUp01 株式会社鷗州コーポレーション 子供の人生を応援する、ブレない思い
  • 12 CatchUp02 株式会社エナジード
      ENAGEEDが描く次世代型キャリア教育の到来
  • 14 CatchUp03 株式会社COMPASS
      学力向上だけでなく、多彩なメリットが得られる「Qubena」
  • 16 挑む私学 中村中学校・高等学校
  • 19 目次・巻頭言
  • 20 NEWS ARCHIVES
  • 44 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 45 【特集】会社を成長させる
           資金調達の新たな選択肢
  • 54 Special Report
       私塾界エグゼクティブセミナー2017
       〔幼児・児童の非認知能力を9つまでにいかに育てるか〕
  • 62 HOT TOPICS
       玉井式のさらなる発展を「全国玉井式研修セミナー」
  • 64 TOP LEADER Interview
       株式会社明光ネットワークジャパン
       自立した人材を社会に送り出す。
  • 68 Special Report教育再生実行連絡協議会 劇的に変化する時代。今こそ〝志〟を掲げよ!
  • 72 教育サービス業界 企業研究(60) キッズダイアリー株式会社
  • 75 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(285)
  • 76 疾風の如く(99)学習塾レッツ 高等部(愛知県) 校舎長 平林 明日樹さん
  • 78 好機到来(30)個別指導学院ヒーローズ 御前崎校 代表 髙野 健一郎さん
  • 80 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(54)
  • 82 白書界隈徘徊話(31) 西村克之
  • 84 自ら動き出すチームにする方法(37) 中谷彰宏
  • 86 陥穽葉書(7)
  • 88 もしも科学の視点が塾であったなら(5)
  • 90 塾の家計簿(5)
  • 92 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(51)
  • 93 芸術見聞録(51)
  • 94 高校生からの子育てハイウェイ(30)
  • 95 塾長の机
  • 96 為田裕行の「教育ICT行」(31)
  • 98 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(15)
  • 100 林明夫の「歩きながら考える」(146)
  • 102 塾悟性論(7)
  • 104 咲かせよ桜(34) 小林哲夫
  • 108 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(54)
  • 110 論点2017(10) よく分からない研究会。「平成30年度以降の子供の学習費調査に関する研究会」
  • 114 編集後記
  • 116 Book Review
  • 118 塾長のためのガジェット講座
  • 月刊私塾界2017年11月号(通巻439号)

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    巻頭言

    丸和運輸機関、ファイズ、SBS即配サポートという企業をご存知だろうか。
     宅配最大手ヤマト運輸は今春、荷物の取扱量を制限すると同時に、当日配送を縮小すると発表し、荷主との交渉を進めている。
     しかし、ヤマト運輸最大の荷主であるアマゾンは、当日配送を含むスピード配送を一層強化する方向だ。特徴的なのが「プライムナウ」である。配送拠点を増やし、サービス地域を拡大する。その配送を担っている企業が、冒頭に挙げた三社などである。
     各社とも新たなロジックでイノベーションに邁進する。宅配版ウーバーのような企業もある。
     翻って学習塾業界を見る。数多の企業が、規模の大小を問わず、イノベーションに取り組んでいる。そして、成果を挙げる。
     子ども人口(15歳未満人口)は75年から連続で減少している。ピークの60%以下にまで減った。しかし、「学習塾白書」にあるように、市場規模は縮小していない。10年スパンでみれば、拡大している。それは、各塾がイノベーションに取り組み、新たな市場ニーズを開拓しているからだ。
     自動車業界では、二つのイノベーションが進む。電気自動車と自動運転だ。日米欧中の企業が鎬を削る。グーグルなど異業種からも参戦する。
     しかし、その流れに棹差す企業がある。スバルである。自動運転は追求しないと宣言している。企業規模から二兎を追えないと云う。
     さて、読者諸兄はどのような取組をお考えだろうか。

    (如己 一)

    目次

  • 8 CatchUp01 一般社団法人 実践行動学研究所 県下No.1進学塾がレジリエンス・トレーニングプログラムを導入。その理由とは?
  • 10 CatchUp02 緑風塾  幼児教育と英語教育に力点を置いて
  • 12 CatchUp03 大妻中野高等学校 ライティングの指導で真の英語力を育む
  • 14 CatchUp04 株式会社ガウディア子供が楽しく、保護者が満足し、先生が喜びをもって指導できる教室を目指して
  • 16 挑む私学 1 蒼開中学校・高等学校
  • 19 目次・巻頭言
  • 20 NEWS ARCHIVES
  • 42 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 43 【特集】 教育ICT考 2017autumn/winter
  • 52 HOT TOPICS 1教育者としての在り方を見直す「興学社大学」
  • 54 HOT TOPICS 2 次世代型英語教育について考える
  • 56 Special Report 大学入試センターシンポジウム 大学入学者選抜の新展開 新共通テストの課題と個別選抜改革の方向性
  • 60 TOP LEADER Interview 株式会社やる気スイッチグループホールディングス 投資ファンドとの提携による〝第二創業〞でさらる成長を
  • 68 挑む私学 2 鷗友学園女子中学高等学校
  • 70 挑む私学 3 八雲学園中学校高等学校
  • 72 教育サービス業界 企業研究(61) 株式会社桐原書店
  • 75 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(286)
  • 76 疾風の如く(100)学友外国語学院こども塾(大阪府)塾長 岡田 真理子さん
  • 78 好機到来(31)キッズアイランド 代表 堺谷 武志さん
  • 80 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(55)
  • 82 白書界隈徘徊話(32) 西村克之
  • 84 自ら動き出すチームにする方法(38) 中谷彰宏
  • 86 陥穽葉書(8)
  • 88 もしも科学の視点が塾であったなら(6)
  • 90 塾の家計簿(6)
  • 92 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(53)
  • 93 芸術見聞録(52)
  • 94 高校生からの子育てハイウェイ(31)
  • 95 塾長の机
  • 96 為田裕行の「教育ICT行」(32)
  • 98 新・授業改革を目指して(99) 石川幸夫
  • 100 林明夫の「歩きながら考える」(147)
  • 102 塾悟性論(8)
  • 104 咲かせよ桜(35) 小林哲夫
  • 108 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(55)
  • 110 論点2017(11) 必要にも拘らず増えないスクールソーシャルワーカー
  • 114 編集後記
  • 116 Book Review
  • 118 塾長のためのガジェット講座
  • 月刊私塾界2017年12月号(通巻440号)

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    巻頭言

    米アマゾンが第二本社を北米に造る構想を明らかにした。カナダを含む北米の都市から提案を受け付ける。人口100万人以上、高速道路や空港から近い、テクノロジー系の人々が居着きたくなるなど幾つかの条件がある。ボストン、デンバー、フェニックスなど100以上の都市が名乗りを上げた。
    規模が凄い。計画は三つのフェーズからなる。27年以降に最終フェーズが完了すると、延べ床面積約74万3千㎡(東京ドーム約16個分)、総投資額50億ドル、5万人の雇用を生み出すことになる。
    アマゾンは当初黒字化することなく、どのように発展するか皆目見当がつかなかった人が多かった。
    最近、リクルートホールディングスの17年3月期有価証券報告書を詳細に読んだ。売上は前年度から約2500億円増加し、約1兆8400億円。巨大だ。
    130ページ以上に及ぶ報告書の中に、スタディサプリに関する記述は僅か2行しかない。
    別資料(EdTech Media「スタディサプリの有料会員数は23.7万人」)を見ると、16年12月の有料会員数は23.7万人とある。しかし、その会員が1年間受講継続したとしても、売上は10億円程度。全体の0.05%でしかない。だから有報での記述が少ないのだ。(今年度有料会員数は40万人を超えたようだ。日経ビジネスオンライン「スタディサプリは教育産業に『革命』を起こすか」)
    学習塾業界の多くの人が、業界に与える影響を軽視してきた。
    しかし、決して侮ること勿れ。
    良いお年を。

    (如己 一)

    目次

    • 8 CatchUp01 株式会社熱き情熱コーポレーション
      1店舗の生徒数を増やすことで、着実に成長を遂げる
    • 10 CatchUp02 株式会社5コーポレーション
      広島を中心に躍進を遂げる、新タイプの個別指導塾
    • 12 CatchUp03 進学塾ブレスト
      創業から10年を機に、さらなる高みへ
    • 14 CatchUp04 株式会社アーテック
      子供たちの自分で考える力を育む画期的なプログラム
    • 16 挑む私学 1 文化学園大学杉並中学・高等学校
    • 19 目次・巻頭言
    • 20 NEWS ARCHIVES
    • 38 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
    • 39 【特集①】
      変わる!日本の英語教育
    • 48 【特集②】
      株式公開企業塾 2017年2・3月期
      第2四半期決算を読む
    • 56 HOT TOPICS 1
      明治維新150年を目前に活気づく佐賀
      塾の日シンポジウム2017を開催
    • 58 HOT TOPICS 2
      敗者復活からグランドチャンピオンを制す、ドラマティックな大会
    • 60 Special Report 1
      成基学園創立55周年を記念して
      「未来をつくる人をつくる会議2017」を開催
    • 62 TOP LEADER Interview
      進化し続ける、九州の雄
      英進館株式会社
    • 68 Special Report 2
      ロボット・プログラミング教室、AI・ICTの活用による
      学習意欲の喚起・管理をテーマに
      教育ICTカンファレンス 2017を開催
    • 78 挑む私学 2 AICJ中学・高等学校
    • 80 教育サービス業界 企業研究(62) 株式会社ドゥ・クエスト
    • 82 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(287)
    • 84 疾風の如く(101)株式会社ヒットエンドラン(静岡県)代表取締役 濱田 光宏さん
    • 86 好機到来(32)こどもラボ御所東教室塾長 寺田明美さん
    • 88 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(56)
    • 90 白書界隈徘徊話(33) 西村克之
    • 92 自ら動き出すチームにする方法(39) 中谷彰宏
    • 94 陥穽葉書(9)
    • 96 もしも科学の視点が塾であったなら(7)
    • 98 塾の家計簿(7)
    • 100 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(54)
    • 101 芸術見聞録(53)
    • 102 高校生からの子育てハイウェイ(32)
    • 103 塾長の机
    • 104 為田裕行の「教育ICT行」(33)
    • 106 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(16)
    • 108 林明夫の「歩きながら考える」(148)
    • 110 塾悟性論(9)
    • 112 咲かせよ桜(36) 小林哲夫
    • 116 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(56)
    • 118 論点2017(12) 姿を見せ始めた新たな教職課程
    • 122 編集後記
    • 124 Book Review
    • 126 塾長のためのガジェット講座
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