Quantcast
Channel: 月刊私塾界最新号 | 月刊私塾界|全国私塾情報センター
Viewing all 79 articles
Browse latest View live

月刊私塾界2018年1月号(通巻441号)

$
0
0

巻頭言

謹賀新年
冬期行事を成功裏に終えたことと拝察する。
今年度から5年程をかけ、教育改革が大きく進む。小学校英語教育の低学年化と授業時間の増加に始まり、プログラミング学習導入、英語4技能化、アクティヴ・ラーニングなどなどメニューは目白押しである。そして、改革のピークは20年度の新学習指導要領導入と大学入試改革であろう。また、地味ではあるが、指導要録の改訂が学校の働き方改革にリンクしたりもする。細部がまだ明確でない部分は残るが、大枠は全て判っている。よもや対策に怠りはないことであろう。
ここでは改革の是非は問わない。
これまで学習塾は数々の教育改革に対応してきた。高校入試改革然り、「ゆとり教育」対応然りである。市場ニーズに応えてきた。新たな需要を喚起した。だから、毎年発行される「学習塾白書」にある通り、子供の数は減少すれども、市場規模は縮小していない。公開企業だけに絞れば、売上も利益も増加傾向にある。ドラッカー云うところの「顧客の創造」を成し得ているからだ。これが学習塾が社会貢献している証拠である。
今般の様々な、そして大きな教育改革においても、市場に新たな教育サービスを投入し、社会貢献して欲しい。売上や利益を挙げる、上げるために投入するのではなく、あくまでも顧客を創造するため、社会貢献するためである。教育の変化に対し、一人でも多くの子供もたちの役に立って欲しい。奮起を期待する。

(如己 一)

目次

    • 18 CatchUp01 株式会社グランシップ
      高校生バイト講師でも教室運営が可能に
      新たな自立学習型システム「スマスタ」が登場
    • 20 CatchUp02 意伸学院
      沖縄の教育水準を底上げしたい
    • 22 CatchUp03 株式会社学研スタディエ「G-ALCS」
      ICTを使うことで、新たなカタチの塾を創出する
    • 24 挑む私学 1 追手門学院大手前中・高等学校
    • 27 目次・巻頭言
    • 28 NEWS ARCHIVES
    • 52 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
    • 53 【特集】
      編集部が選んだ重大ニュース2017
    • 63  注目のキーワード2018
    • 64 Special Report 1
      セブのベイサイドにコンセプトが異なる4つの語学スクール
      Bayside English Cebuの魅力に迫る
    • 68 TOP LEADER Interview
      新しい視点と発想で、私学の価値を伝え続ける
      株式会社 日能研関東
    • 74 CatchUp04 有限会社わかば塾
      書店の中にある「アカデミックカフェ」 わかば塾
    • 76 CatchUp05 市進教育グループ
      体験+異文化コミュニケーションにより、
      生きていく力を育む学童保育「ナナカラクロス」
    • 78 挑む私学 2 清風南海中学校・高等学校
    • 80 教育サービス業界 企業研究(63) 株式会社サインウェーブ
    • 83 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(288)
    • 84 Special Report 2
      Hero Interview
      敗者復活からグランドチャンピオンの栄冠を獲得
    • 86 疾風の如く(103)
      ラルース学院(兵庫県)
      院長 荒谷 やよい さん
    • 88 好機到来(33)
      メープルリーフ インターナショナルスクール
      学院長 アーニー・イズミさん
    • 90 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(56)
    • 92 白書界隈徘徊話(34) 西村克之
    • 94 自ら動き出すチームにする方法(40) 中谷彰宏
    • 96 陥穽葉書(10)
    • 98 もしも科学の視点が塾であったなら(8)
    • 100 塾の家計簿(8)
    • 102 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(54)
    • 103 芸術見聞録(54)
    • 104 高校生からの子育てハイウェイ(33)
    • 105 塾長の机
    • 106 為田裕行の「教育ICT行」(34)
    • 108 新・授業改革を目指して(100) 石川幸夫
    • 110 林明夫の「歩きながら考える」(149)
    • 112 塾悟性論(11)
    • 114 咲かせよ桜(37) 小林哲夫
    • 118 論点2018(1) 姿を見せ始めた新たな教職課程
    • 122 編集後記 良くできた英語教材「We Can!」。だが・・・
    • 124 Book Review
    • 126 塾長のためのガジェット講座

※ 未之知也(いまだこれ知らざるなり)は休載します。


月刊私塾界2018年2月号(通巻442号)

$
0
0

巻頭言

英仏が2040年をめどにガソリン・ディーゼル車の販売を禁止する方針を決め、EVに移行する動きが進んでいる。また、中国では19年度から「新エネルギー車法」を導入し、EV普及を促進しようとしている。これらはEVがCO2を排出せず、「環境にやさしい」とのことが背景にある。
 しかし、一概にそうとはいえないようだ。例えば、EVに充電するための電気を化石燃料火力で発電した場合、発電所が排出するCO2量は、ガソリン・ディーゼル車のそれと大差ない。また、車が誕生する過程から廃車までの全ライフサイクルで排出されるCO2は、車種によってはガソリン車の方がEVより少ないものがある。
 さて、我が業界。昨年11月、幼児教育・保育の無償化と大学や専修学校など高等教育の無償化が打ち出された。果たしてどうか。
 前者に関し、少子化対策にならないとの意見は多い。また、待機児童という超過需要を招きそうである。後者では、授業料の無償化で、果たして生産性の向上に繋がるかとの疑問が呈される。一方、低所得層の進学率は上昇しないとの指摘がある。貧困層は流動性制約に直面している。
 そして、両者に共通する課題は、教育の質的低下である。幼児教育では、定員増への課題と保育士・幼稚園教諭の量的・質的問題である。高等教育においては、授業料以外の費用が予算化されなければ、学生一人当たり教育リソースが減少する。やはり質が確保できない。
 そこで果たす学習塾の役割は如何に。

(如己 一)

目次

  • 6 CatchUp01 株式会社mikan 英単語学習を最適化した『mikan』
  • 8 CatchUp02 株式会社オーシャングローバルネットワーク
      小学校英語の学習塾向けソリューションを提供
  • 10 CatchUp03 英智学館株式会社 東北に根ざして新たな教育事業を展開
  • 12 HOT TOPICS 1 又吉直樹氏と堀江貴文氏が高校生にエールを贈る
  • 14 HOT TOPICS 2 教育のICT化を推進するICT CONNECT 21が報告会を開催
  • 16 教育サービス業界 企業研究(64) VQS株式会社
  • 19 目次・巻頭言
  • 20 NEWS ARCHIVES
  • 42 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 43 【特集】 学習塾白書2017を読む
  • 52 Special Report 高大接続改革が変える日本の教育の未来について
  • 62 TOP LEADER Interview 事業継承を図りさらなる高みを目指す 田中学習会
  • 67 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(289)
  • 68 疾風の如く(103)株式会社ファンクリップ(長野県) 代表取締役 今井 謙太郎さん
  • 70 好機到来(34)atama plus 株式会社 代表取締役CEO 稲田 大輔さん
  • 72 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(57)
  • 74 白書界隈徘徊話(35) 西村克之
  • 76 自ら動き出すチームにする方法(41) 中谷彰宏
  • 78 陥穽葉書(11)
  • 80 もしも科学の視点が塾であったなら(9)
  • 82 塾の家計簿(9)
  • 84 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(55)
  • 85 芸術見聞録(55)
  • 86 高校生からの子育てハイウェイ(34)
  • 87 塾長の机
  • 88 為田裕行の「教育ICT行」(35)
  • 90 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(17)
  • 92 林明夫の「歩きながら考える」(150)
  • 94 塾悟性論(11)
  • 96 咲かせよ桜(38) 小林哲夫
  • 100 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(57)
  • 102 論点2018(2) 教育評価について
  • 106 編集後記
  • 108 Book Review
  • 110 塾長のためのガジェット講座
  • 月刊私塾界2018年3月号(通巻443号)

    $
    0
    0

    巻頭言

    最近訪問した地方都市の学習塾で、中国人留学生が講師として生徒指導を行う姿に驚かされた。コンビニエンスストアやファーストフード店で外国人労働者を目にすることは日常になったが、英語指導以外の場面で、外国人講師が担当することは、まだ少ない。
     彼は流暢な日本語で、小学生に対しプログラミングを教える。一クラスに複数学年の生徒が在籍し、受講開始時期により、進度も様々である。上手に個別対応しながら、アルゴリズムについて的確な解説ができていることにも感心した。
     生徒、保護者からも好評だそうで、開講後1年以上経過するが、退塾者ゼロとのこと。先生も学習塾も実に立派。
     東京23区の新成人は8人に1人が外国人だ。23区の新成人は8万3400人、そのうち1万800人が外国人である。最も外国人新成人が多い新宿区では、新成人の45・7%が外国人。何と半数近くである。豊島区が38・3%、中野区が27・0%と続く。
     2017年7月1日現在、日本の総人口は1億2678万6000人。1年前に比べて20万9000人減った。この数値には外国人も含まれる。日本人だけに限ると、1年で35万4000人減少した。つまり1年で外国人が約15万人増えているのである。少子化による日本人の減少、外国人の増加は今後も継続するであろう。
     学習塾でも、ダイバーシティに真正面から、積極的に、主体的に取り組む必要がある。勿論、講師だけでも、外国人に対してだけでもない。

    (如己 一)

    目次

  • 6 CatchUp01 特定非営利活動法人エッジアカデミージャパン一人ひとりの子供たちを輝かせるために
  • 8 教育サービス業界 企業研究(65) 株式会社クレタリア
  • 11 目次・巻頭言
  • 12 NEWS ARCHIVES
  • 34 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 35 【特集1】スクール事業者のためのFC最前線
  • 44 【特集2】株式公開企業塾 2017年2・3月期第3四半期決算を読む
  • 52 HOT TOPICS 1「教育ポートフォリオ」研究会が関西で初開催
  • 54 HOT TOPICS 2 杉並区の前公立校での実践を報告 杉並教育ICTフォーラムで
  • 56 TOP LEADER Interview多彩な取り組みで塾業界を牽引する公益社団法人 全国学習塾協会
  • 64 挑む私学 盛岡中央高等学校・附属中学校
  • 67 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(290)
  • 68 疾風の如く(104)宇宙(コスモ)塾(愛知県)塾長 木下 富雄さん
  • 70 好機到来(35)学習塾STRUX塾長 綱島 将人さん
  • 72 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(58)
  • 74 白書界隈徘徊話(36) 西村克之
  • 76 自ら動き出すチームにする方法(42) 中谷彰宏
  • 78 陥穽葉書(最終回)
  • 80 もしも科学の視点が塾であったなら(9)
  • 82 塾の家計簿(10)
  • 84 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(56)
  • 85 芸術見聞録(56)
  • 86 高校生からの子育てハイウェイ(35)
  • 87 塾長の机
  • 88 為田裕行の「教育ICT行」(36)
  • 90 新・授業改革を目指して(101) 石川幸夫
  • 92 林明夫の「歩きながら考える」(151)
  • 94 塾悟性論(最終回)
  • 96 咲かせよ桜(39) 小林哲夫
  • 100 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(58)
  • 102 論点2018(3) 果してできるか。学校の働き方改革
  • 106 編集後記
  • 108 Book Review
  • 110 塾長のためのガジェット講座
  • 月刊私塾界2018年4月号(通巻444号)

    $
    0
    0

    巻頭言

    新年度生募集は如何だろうか。そろそろ結果が判明する時期が来る。何か例年との相違があるだろうか。
    今、市場規模拡大中の回転寿司業界で大きな変化が起きている。
    回転寿司業界ではこの数年、ラーメンに力を入れたり、シャリを酢漬け大根にし、糖質オフを売りにしたりと、所謂「変わり種競争」が激化していた。ところが、業界首位を走るスシローが矢継ぎ早の施策を繰り出している。昨年9月、業界5位の元気寿司と経営統合を前提に資本提携し、売上規模で2位のくら寿司の1・6倍となる。更に11月からは、市場などの中間業者を介することなく、その日獲れた魚介類を直接店に配送する仕組みを導入した。新鮮な天然物を提供し、「いいものを食べたい」と思う客を満足させる、高付加価値商品に力を入れる。鮨本来のネタで勝負する。原点回帰である。
    読者諸氏の学習塾では、どのような変化があるだろうか。新たな取組は如何か。
    学習塾の基本である、成績を上げるための取組や生徒の自己実現をどのように図っているのであろうか。教材やカリキュラムを改善したり、講師研修を強化しているのであろうか。ICTを導入しているところもあるであろう。プログラミング学習、英語四技能強化、アクティブ・ラーニング等々、様々な新たなシステムが試みられている。
    ここで一旦立ち止まり、原点回帰を考えようではないか。学習塾の原点とは何か、今一度振り返ってみよう。

    (如己 一)

    目次

    • 6 HOT TOPICS 1 スタディプラス主催 塾経営のこれからを考える
    • 8 挑む私学 大阪星光学院中学校・高等学校
    • 11 目次・巻頭言
    • 12 NEWS ARCHIVES
    • 34 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
    • 35 【特集】もう採用難とは言わせない
    • 44 【Special Interview】 大学入試センターが目指す大学入学共通テストの姿
    • 48 TOP LEADER Interview 創立100周年、駿台は教育界のリーダーへ。 学校法人 駿河台学園
    • 56 教育サービス業界 企業研究(66) 株式会社forEst
    • 59 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(291)
    • 60 疾風の如く(105)Sアカデミー(千葉県)塾長 組田 幸一郎さん
    • 62 好機到来(36)ラボ寺子屋 塾長 小泉 正太さん
    • 64 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(59)
    • 66 白書界隈徘徊話(37) 西村克之
    • 68 自ら動き出すチームにする方法(43) 中谷彰宏
    • 70 もしも科学の視点が塾であったなら(11)
    • 72 塾の家計簿(11)
    • 74 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(57)
    • 75 芸術見聞録(57)
    • 76 高校生からの子育てハイウェイ(36)
    • 77 塾長の机
    • 78 為田裕行の「教育ICT行」(37)
    • 80 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(18)
    • 82 林明夫の「歩きながら考える」(152)
    • 84 私塾界インサイト(新連載)
    • 88 咲かせよ桜(40) 小林哲夫
    • 92 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(59)
    • 94 論点2018(4) 高校無償化をめぐって
    • 98 編集後記
    • 100 Book Review
    • 102 塾長のためのガジェット講座

    月刊私塾界2018年5月号(通巻445号)

    $
    0
    0

    巻頭言

    博報堂買物研究所が新たな消費トレンド予測を発表した。その名も「選ばない買物」。
     70年代までの高度経済成長期は「揃える買物」。三種の神器、3Cなどだ。80年代から90年代前半までは「憧れる買物」。DCブランド、海外ショッピングなど。90年代後半から00年代は「賢い買物」。デフレ基調下、コストパフーォマンスを重視し、ネットやそこでの価格比較サイトなど利用した買物である。そして、これからは「選ばない買物」。
     27の商品カテゴリーを「任せたい・面倒な買物」なのか、「自分で選びたい買物」なのか。更にその商品に関心があるかないかで、4象限に分類する。自動車や住宅などの高額品は、「関心高く、自分で選ぶ」に入る。「関心高いが、面倒・お任せ」の象限に、旅行・交通や金融商品などに交じって教育・学習教材が入る。
     この調査は、20歳から69歳までの男女約千人を対象としたものなので、教育・学習教材が即学習塾という訳ではない。但し、このトレンドには注意が必要だ。
     もう一つ最近の流れを挙げる。
     新卒社員の3割が入社3年目までに退職すると云われるようになって久しい。ところが、1年以内に辞める人が増えている。転職サイトを見れば、「我慢してやる気が更に下がるくらいなら、早く辞めて次の仕事に就く方が幸せになれる」など早々の転職を促すような文字が躍る。
    「石の上にも三年」ではないのだ。
     世の中の変化に敏感なアンテナを立てよう。

    (如己 一)

    目次

    • 6 CatchUp01 株式会社ショウイン 松下村塾の教育を継承する「松陰塾」
    • 8 CatchUp02 株式会社ウィザス「いしど式」そろばん教室の開講で、塾として新たな価値提供を
    • 10 CatchUp03 大阪市立水都国際中学校・高等学校 大阪市がリードする官民連携 公設民営の手法による中高一貫教育校を2019年春に開校
    • 12 CatchUp04 株式会社ウイングネット 常に進化を続けるウイングネットの2018年の姿とは?
    • 14 【Special Interview】大学入試センターが目指す 大学入学共通テストの姿
    • 19 目次・巻頭言
    • 20 NEWS ARCHIVES
    • 42 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
    • 43 【特集】教育ICT考 2018S/S 深化する教育ICT
    • 52 HOT TOPICS 総務省「教育の情報化」フォーラムで語られたこと
    • 56 TOP LEADER Interview
         すべての人が特別な存在。その誰もが支えられて生きている。
         学校法人 東京インターナショナルスクール
    • 64 教育サービス業界 企業研究(67) キラメックス株式会社
    • 67 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(292)
    • 68 疾風の如く(106)はなまるゼミナール(奈良県)塾長 久保 岳也さん
    • 70 好機到来(37)雄飛会 塾長 一柳 忠宏さん
    • 72 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(60)
    • 74 白書界隈徘徊話(38) 西村克之
    • 76 自ら動き出すチームにする方法(44) 中谷彰宏
    • 78 もしも科学の視点が塾であったなら(12)
    • 80 塾の家計簿(12)
    • 82 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(58)
    • 83 芸術見聞録(58)
    • 84 高校生からの子育てハイウェイ(37)
    • 85 塾長の机
    • 86 為田裕行の「教育ICT行」(38)
    • 88 新・授業改革を目指して(102) 石川幸夫
    • 90 林明夫の「歩きながら考える」(153)
    • 92 私塾界インサイト(2)
    • 96 咲かせよ桜(41) 小林哲夫
    • 100 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(60)
    • 102 論点2018(5) 進む大学院改革。しかし・・・
    • 106 編集後記
    • 108 Book Review
    • 110 塾長のためのガジェット講座

    月刊私塾界2018年6月号(通巻446号)

    $
    0
    0

    巻頭言

    仕事柄インターネットで様々な物事を検索し、調べる。皆さんの学習塾の情報を得るためにも、まず最初にネット検索する。ところが見つからないケースが多々ある。ウェブサイトを持たない学習塾が結構あるようだ。
     野村総研や経産省が示すデータによると、中小企業のウェブサイト保有率と従業員1人当たりの平均売上高には正の相関があるとのこと。にもかかわらず中小企業の保有率は3割程度に過ぎない。
     ウェブサイト制作は自らでもできるソフトが沢山あり、維持費も安価で済むものが多数ある。
     よく見かけるサイト製作の典型的誤りは、塾長自らは、ウェブは分からないので担当者を決め丸投げし、出来上がったサイトに対し、自分が分かることだけに注文をつけることである。それらを受け入れると、どうしても中途半端なものが出来上がる。これを防ぐにはコンセプトを明確にしコンテンツを作り込み、集客に繋げることである。自塾のことを最も理解しているのは塾長自身なのだから、コンテンツは自ら作成した方がより良いものができる。
     また、中小企業の販促分配率が1%に満たないという調査結果がある。一部上場企業のそれは5~10%、「学習塾白書2017」にも「基準値は6%」とある。この彼我の差は一体何なのだろうか。
     先行投資無きところに発展は無い。広告宣伝費も先行投資のひとつだ。読者諸氏のところではどのようになっていようか。是非点検して欲しい。そして投資して欲しい。

    (如己 一)

    目次

    • 6 CatchUp01 株式会社恵学社
        英語学習の常識を次々と打ち破るENGLISH COMPANY
    • 8 CatchUp02 IGK(International Gateway Kobe)
        幼少期の英才教育をリードするIGK
    • 10 CatchUp03 VQS株式会社
        遠隔ライブ授業システムで教育の地域格差是正に挑む
    • 12 挑む大学 西南学院大学
        キリスト教を基盤とした独自の教育を実践
    • 16 挑む私学 初芝富田林中学校・高等学校 超進学校化を打ち出し、これからを生き抜く多様な力を育む
    • 19 目次・巻頭言
    • 20 NEWS ARCHIVES
    • 42 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
    • 45 【特集①】塾とお稽古
    • 50 【特集②】株式公開企業塾 2018年2・3月期決算を読む
    • 60 TOP LEADER Interview
         株式会社イング 常に成長し続けていく、現在進行形のイング。
    • 68 Secial Report
         成基コミュニティグループ創立55周年事業
         ムハマド・ユヌス博士 講演会
    • 72 教育サービス業界 企業研究(68) ジョイズ株式会社
    • 75 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(293)
    • 76 疾風の如く(107)大塚ゼミナール(東京都)代表 宮川 宗平さん
    • 78 好機到来(38)TASUKE塾 塾長 崎山 正樹さん
    • 80 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(61)
    • 82 白書界隈徘徊話(39) 西村克之
    • 84 自ら動き出すチームにする方法(45) 中谷彰宏
    • 86 もしも科学の視点が塾であったなら(13)
    • 88 塾の家計簿(13)
    • 89 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(59)
    • 90 高校生からの子育てハイウェイ(最終回)
    • 91 塾長の机
    • 92 為田裕行の「教育ICT行」(39)
    • 94 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(19)
    • 96 林明夫の「歩きながら考える」(154)
    • 98 私塾界インサイト(3)
    • 102 咲かせよ桜(42) 小林哲夫
    • 106 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(61)
    • 108 論点2018(6) 知っていますか、ESD
    • 114 編集後記
    • 116 Book Review
    • 118 塾長のためのガジェット講座

    月刊私塾界2018年7月号(通巻447号)

    $
    0
    0

    巻頭言

    東京都心部で八百屋をチェーン展開する企業がある。「旬八青果店」を運営するアグリゲートだ。
     1976年全国に6万6千カ所以上あった野菜・果実小売業者は2014年には4分の1以下の1万5千余カ所まで減少。更にコンビニやドラッグストア、そしてECサイトでも青果物に力を入れている環境下で、である。
     立地は郊外の住宅地ではなく、品川区や港区などの都心部だ。
     1店舗当たり売上は多く、10㎡以上20㎡未満の青果店の1日の売上高平均は約5万6千円(商業統計14年)だが、旬八青果店は平均で2倍、中には20万円を売り上げる店もある。しかも利益率も高い。通常の青果店の粗利は25~30%程度だが、旬八青果店の粗利は50%程度もある。これまでの青果店は仕入れ値に利益をプラスして売価を決めていたが、最初に売価を決めている。買う側の立場を最優先する。そのために仕入れルート、流通などに工夫を凝らす。また、どの商品がいくらで売れたかの単品管理を徹底し、仕入れに活かしていることも特徴だ。まさにマーチャンダイジングである。
     15年程前、筆者は学習塾の業態も出尽くしたのではないかと思った。ところがどうであろう。次から次へと新フォーマットが出て来る。最新技術を取り入れたものもあれば、ローテク、ハイタッチのものもある。今後も更に多くのフォーマットが開発される勢いだ。
     是非一度旬八青果店の店頭を覗いて欲しい。並んでいる野菜、価格、売り方、接客と新発見必定である。

    (如己 一)

    目次

    • 6 CatchUp01 株式会社全教研 幼児からシニアまで学びを提供
    • 8 CatchUp02 公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン
        教育格差をなくすために私たちができること
    • 10 CatchUp03 株式会社Z会エデュース
        Z会グループが追究した究極の個別指導
    • 12 CatchUp04 沖縄尚学高等学校・附属中学校
        日本の教育をグローバル化する
        「日米6-2-2分業システム」
    • 14 CatchUp05 株式会社興学社
        地域に根ざした進学塾が提案する新機軸
    • 16 挑む私学 岡山龍谷高等学校
        国際社会で活躍できる力を全ての生徒に
    • 19 目次・巻頭言
    • 20 NEWS ARCHIVES
    • 44 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
    • 45 【特集】これから必要な 教育用語集 2018
    • 60 HOT TOPICS 受験生としての自覚を促す 興学社学園 合格出陣式
    • 62 TOP LEADER Interview
         SAPIX YOZEMI GROUP 環境が変わっても、学びの本質は変わらない。
    • 72 協心塾力オンライン英会話「OLECO」に高校生教材が登場
    • 74 Special Report
         私塾界リーダーズフォーラム 2018
         第4部【基調講演】今からはじめる小学校英語
         第5部【パネルディスカッション】高大接続改革を見据えた 小学生からの英語教育
    • 80 教育サービス業界 企業研究(69) 株式会社コクリポ
    • 83 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(294)
    • 84 疾風の如く(108)阿部塾(神奈川県)塾長 阿部 一彦さん
    • 86 好機到来(39)株式会社tyotto 代表 新井 光樹さん
    • 88 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(62)
    • 90 白書界隈徘徊話(40) 西村克之
    • 92 自ら動き出すチームにする方法(46) 中谷彰宏
    • 94 塾の家計簿(14)
    • 96 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(60)
    • 97 芸術見聞録(60)
    • 98 ぼくの幼児教育考(新連載)
    • 99 塾長の机
    • 100 為田裕行の「教育ICT行」(40)
    • 102 英語教育 どう変わらなければならないか(新連載) 田中 茂範
    • 104 林明夫の「歩きながら考える」(154)
    • 106 新・授業改革を目指して(104) 石川幸夫
    • 108 私塾界インサイト(4)
    • 112 咲かせよ桜(43) 小林哲夫
    • 116 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(62)
    • 118 論点2018(7) 幼稚園教育要領、幼稚園施設整備指針
    • 122 編集後記
    • 124 Book Review
    • 126 塾長のためのガジェット講座

    月刊私塾界2018年8月号(通巻448号)

    $
    0
    0

    巻頭言

    スーパーシニアが現れた。若宮正子さん。御年82歳。17年6月、アップルが主催する世界開発者会議に、世界最高齢女性開発者として招待された。ティム・クックCEOも認めるアプリ開発者だ。
     16年秋からiPhoneアプリの開発を始めたが、プログラミングのスキルを持っていた訳ではない。開発するゲーム・アプリのイメージが明確だったため、それに必要な技術だけに絞って、書店で購入した本で独学した。80歳を過ぎてからのことだ。翌年2月にアプリ「hinadan」が完成。以来8万件以上もダウンロードされる。
     彼女がパソコンを使い始めたのは60代に入ってから。セットアップに大苦戦し、パソコン通信できるようになるまで3カ月を要す全くの初心者であった。その彼女がたった半年で開発した初めてのアプリがヒットしている訳である。
     更に今年2月、国連に招かれ、英語でデジタル技術と高齢者についてスピーチした。英語を本格的に学習し始めたのは40歳を越えてから。生涯学習を地で行く。
     プログラミング学習や英語4技能習得に関し、先取りで講座を導入している諸氏も多いことと思う。AI(人工知能)関連のエンジニアの大幅な不足が予測され、グローバル化による英語の重要性は高まるばかりだ。
     21世紀型能力が示されて久しい。それに基づく改革が進む。来たるAI社会に備え。
     若宮さんは語る。「AIが台頭する時代が本格的に到来した時に求められるのは『人間力』にほかない」と。これを読者諸氏はどのように捉えるか。

    (如己 一)

    目次

    • 16 CatchUp01 株式会社ジュウナナワーク
    •    乱立する塾ポータルサイトに、斬新な料金システムを導入

    • 18 CatchUp02 NPO法人エッジアカデミージャパン
    •    英語とプログラミングを国内留学で学ぶ

    • 20 挑む大学 立命館アジア太平洋大学
    •    世界90カ国から学生が入学する、立命館アジア太平洋大学

    • 24 挑む私学 ドルトン東京学園中学部・高等部
    •    無限の可能性を引き出す新しい学びの場2019年春開校へ

    • 27 目次・巻頭言
    • 28 NEWS ARCHIVES
    • 52 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
    • 53 【特集】幼児教育のはじめかた
    • 60 HOT TOPICS 受験生としての自覚を促す 興学社学園 合格出陣式
    • 66 Special Report
    •    私塾界リーダーズフォーラム 2018
         第1部【トークセッション】未来の教室実現に向けたEdTechの活用法
         第2部【トークセッション】英語コース開講のソリューション
         第3部【ショーケースセッション】

    • 70 TOP LEADER Company ナガセグループ 果敢に挑む続けることで日本に力を
    • 80 教育サービス業界 企業研究(70) 株式会社キャニオン・マインド
    • 83 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(295)
    • 84 疾風の如く(109)城南コベッツ 常陸大宮教室(茨城県)教室長 関野 貴代子さん
    • 86 好機到来(40)株式会社メンターフッド 代表 金光 諒二さん
    • 88 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(63)
    • 90 白書界隈徘徊話(41) 西村克之
    • 92 自ら動き出すチームにする方法(47) 中谷彰宏
    • 94 塾の家計簿(15)
    • 96 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(61)
    • 97 芸術見聞録(61)
    • 98 ぼくの幼児教育考(2)
    • 99 塾長の机
    • 100 為田裕行の「教育ICT行」(41)
    • 102 英語教育 どう変わらなければならないか(2) 田中 茂範
    • 104 林明夫の「歩きながら考える」(155)
    • 106 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(20)
    • 108 私塾界インサイト(5)
    • 112 咲かせよ桜(44) 小林哲夫
    • 116 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(63)
    • 118 論点2018(8) 免許外教科担任制度の縮小
    • 122 編集後記
    • 124 Book Review
    • 126 塾長のためのガジェット講座
    • 投稿 月刊私塾界2018年8月号(通巻448号)月刊私塾界|全国私塾情報センター に最初に表示されました。


    月刊私塾界2018年9月号(通巻449号)

    $
    0
    0

    巻頭言

    妙な事件が起きた。
     今年6月に新たに導入された日本版「司法取引」の第一号事案である。タイの発電所建設をめぐる贈賄事件で、東京地検特捜部が大手発電機メーカーの元役員ら3人を、外国公務員に賄賂を贈った不正競争防止法違反で在宅起訴した。
     この事件は、内部告発をきっかけに社内調査を進めた結果、会社側が不正を把握。会社自らが東京地検特捜部に申し出て、捜査協力の見返りに、不正競争防止法による会社への刑事訴追を免除された。
     司法取引の本来の趣旨は、企業や組織の犯罪捜査において、社員などを免責する代わりに「巨悪」をあぶり出すことにある。しかし、この事案では反対のことが起きた。企業が自らを守るために、社員を「売った」のである。
     冒頭に妙な事件と記したが、実は衝撃的な案件である。日本型雇用慣行の下では、終身雇用を前提に、会社が社員を守ってきた。総会屋事件、談合事件等々みなそうだ。最後まで面倒をみてくれることを前提に、社員は会社のために法を犯した。しかし、この事件は会社が社員を守らなかったのだ。
     新卒一括採用、終身雇用、年功序列賃金をはじめとする、崩れつつある日本型雇用慣行の終焉を迎える引き金となるかも知れない。
     自塾には関係ない。そんな声が聞こえてきそうだ。しかし、それは違う。日本型雇用慣行の終焉は、女性や障がい者の雇用、同一労働同一賃金など様々な労働法制の導入や雇用環境の変化へと続く。それらはどの学習塾にも多大な影響を及ぼす。

    (如己 一)

    目次

    • 8 CatchUp01 株式会社アネムホールディングス
    •   アネムホールディングスの新たなICTソリューション

    • 10 CatchUp02 株式会社理究 オールイングリッシュのことばの学校「YOM-TOX」
    • 12 CatchUp03 株式会社志学会 私教育の原点がここにある
    • 16 挑む私学 香里ヌヴェール学院中学校・高等学校 21世紀型教育を旗印に
    • 19 目次・巻頭言
    • 20 NEWS ARCHIVES
    • 44 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
    • 46 【特集①】株式公開企業塾 2019年2・3月期 第1四半期決算を読む
    • 54 【特集②】発達障がいとの向き合い方
    • 62 HOT TOPICS① 経産省『未来の教室』プラットフォーム キックオフイベントを開催
    • 64 HOT TOPICS② メンタリング研究会が提示するもの 
    • 68 TOP LEADER Interview 株式会社スプリックス
    •    東証1部上場、さらなる教育ICT化の促進に期待。

    • 80 教育サービス業界 企業研究(71) NPO法人 グローバル教育推進機構
    • 83 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(296)
    • 84 疾風の如く(110)個別指導学院ヒーローズ松本沢村校(長野県) 塾長 和久井 悟さん
    • 86 好機到来(41)進学塾SORA 塾長 上江洲 康司さん
    • 88 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(64)
    • 90 白書界隈徘徊話(42) 西村克之
    • 92 自ら動き出すチームにする方法(48) 中谷彰宏
    • 94 塾の家計簿(16)
    • 96 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(62)
    • 97 芸術見聞録(62)
    • 98 ぼくの幼児教育考(3)
    • 99 塾長の机
    • 100 為田裕行の「教育ICT行」(42)
    • 102 英語教育 どう変わらなければならないか(3) 田中 茂範
    • 104 林明夫の「歩きながら考える」(157)
    • 106 新・授業改革を目指して(105) 石川幸夫
    • 108 私塾界インサイト(6)
    • 112 咲かせよ桜(45) 小林哲夫
    • 116 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(64)
    • 118 論点2018(9) 義務教育学校とは
    • 122 編集後記
    • 124 Book Review
    • 126 塾長のためのガジェット講座

    月刊私塾界2018年10月号(通巻450号)

    $
    0
    0

    巻頭言

    8月末大曲の花火へ行ってきた。
     大曲の花火大会は、その正式名称「全国花火競技大会」が示す通り、純粋に競技大会である。全国150社あまりから厳選された30社以下――今年の第92回大会は27社――が、1年かけ作製し、花火をつくった本人が自らの手で打ち上げる。花火の種目は昼花火の部と夜花火の部に分かれる。昼花火は全国でもここ大曲にしか残っていないが、昔から花火通の粋人が好むものだそうだ。夜の花火は光を楽しむが、昼花火は色煙(紅、黄、青、緑、紫など)を駆使して色彩豊かに空に模様を描く。
     夜花火の部は、10号玉・芯入割物の部、10号玉・自由玉の部、創造花火の部の三部門に分かれる。芯入割物とは、同心円状に真円を描く菊型花火のことであり、競技では四層以上の円を描くと規定されている。自由玉の部は、芯入割物と重複しないもので、冠菊、千輪などがあり、花火師の意図が色彩や形に現れる。創造花火の部は、花火の題名にイメージを表現し、音楽に合わせて打ち上げる。色彩、リズム、立体感、構成などを、創造性と独自性から審査される。
     細かく規定され、厳格な統一ルールの基審査される。1910年から続く伝統的花火大会だが、創造花火の部などに見られる通り、常に新機軸を打ち出している。
     学習塾にも次々新機軸が持ち込まれる。AIを用いたアダプティヴラーニングや英語四技能などだ。伝統的に生徒の成績を上げることを守りながら、新たな技術、方法にチャレンジする。それがなければ未来はない。

    (如己 一)

    目次

    • 8 CatchUp01 株式会社アガトス
    •   地域、学校、そして同業者からも支持される柏の塾

    • 10 CatchUp02 株式会社グッドアット
    •   話すだけではない4技能をバランスよく学べるオンライン英会話講座

    • 12 CatchUp03 株式会社早稲田スクール
    •   「FLENS算数特訓」を軸に据えた小学部のカリキュラム改革

    • 16 挑む大学 キリロム工科大学
    •   英語と最先端のIT技術を学べる大学がカンボジアに

    • 19 目次・巻頭言
    • 20 NEWS ARCHIVES
    • 44 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
    • 45 【特集】英語4技能試験に対応する授業のつくりかた
    • 60 Special Report 私塾界エグゼクティブセミナー2018 幼児教育を考える
    • 68 TOP LEADER Interview
    •    株式会社学研塾ホールディングス
         持続的な発展の礎を創る、新たな3年へ。

    • 72 教育サービス業界 企業研究(72) 株式会社ミスターフュージョン
    • 83 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(297)
    • 84 疾風の如く(111)株式会社COLEYO(京都府)代表取締役 川村 哲也さん
    • 86 好機到来(42)教養道 塾長 奥村 武敏さん
    • 88 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(65)
    • 90 白書界隈徘徊話(43) 西村克之
    • 92 自ら動き出すチームにする方法(49) 中谷彰宏
    • 94 塾の家計簿(17)
    • 96 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(63)
    • 97 芸術見聞録(63)
    • 98 ぼくの幼児教育考(4)
    • 99 塾長の机
    • 100 為田裕行の「教育ICT行」(43)
    • 102 英語教育 どう変わらなければならないか(4) 田中 茂範
    • 104 林明夫の「歩きながら考える」(158)
    • 106 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(21)
    • 108 私塾界インサイト(7)
    • 112 咲かせよ桜(46) 小林哲夫
    • 116 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(65)
    • 118 論点2018(10) 義務教育学校とは
    • 122 編集後記
    • 124 Book Review
    • 126 塾長のためのガジェット講座

    月刊私塾界2018年11月号(通巻451号)

    $
    0
    0

    巻頭言

    早いもので、今年も残すところ二ヶ月。冬期講習の計画や、間もなく始まる入学試験へ向けたラストスパートの準備に余念がないことと思う。早いところでは、中学受験コースを中心に生徒募集を開始する学習塾もあろう。
     ところで、次年度の計画はできているだろうか。そこには何か新たな事柄、変化、発展が描かれているであろうか。
     某チルド・スイーツの大手メーカーでは、毎年新製品を開発することは勿論であるが、既製品も絶えず改良している。売れている既製品には愛好者も多いため、何かわからないが少し美味しくなった、と感じてもらえるように改良を加えているという。そして、それを繰り返えしている、と。
     一方で、創業当時から何十年、何百年と同じレシピで、変わらぬ味を提供する老舗がある。どちらも大変重要なことだ。
     この二つの事柄は、いつの時代も、どの業種も、企業規模に関係なく当てはまる。
     貴塾では如何であろうか。何を変えて、何が不変であろうか。よもや十年一日の如く同じことを繰り返してはいまい。毎年同じ教材、同様のカリキュラム、そして教え方をしているのであろうか。それでは進歩はない。
     しかし、同じ時間割、何年も変わらぬ授業分数で授業をしている学習塾が多く見受けられる。如何なものか。
     教育理念や経営理念の太い幹がしっかりしていないと、変化を齎すことができない。貴塾の次年度計画や如何に。

    (如己 一)

    目次

    • 8 CatchUp01 P&R「思考」と「論理」で子どもが変わる。学びが変わる。
    • 学習者の〝進化〟を目指し、熱き同志を募集中!
    • 10 CatchUp02 一般社団法人未来とコラボ 未来世代とコラボした教育事業を展開
    • 14 シリーズ〔プログラミング教育必修化にともなう民間教育サービスの対応を考える〕第1回
    • 「情報活用能力の育成におけるプログラミング教育」
    • 16 挑む私学 UWC ISAK Japan 生徒の自主性を重んじる。世界にも類をみないユニークな高校
    • 19 目次・巻頭言
    • 20 NEWS ARCHIVES
    • 46 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
    • 47 【特集】教育ICT考 2018A/W
    • 64 HOT TOPICS ① 第26回興学社大学 君よ、「100年企業」実現の挑戦者たれ!
    • 66 HOT TOPICS ② スプリックスと全国学習塾協会各地で勉強会を開催
    • 68 TOP LEADER Interview 株式会社河合塾マナビス 社員の成長が、会社の成長の根幹になる。
    • 80 教育サービス業界 企業研究(73) 株式会社ファピ
    • 83 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(298)
    • 84 疾風の如く(112) 株式会社N’s(神奈川県)代表取締役 向川 美智彦さん
    • 86 好機到来(43) 株式会社MUGEN代表 小牧 聖さん
    • 88 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(66)
    • 90 白書界隈徘徊話(44) 西村克之
    • 92 自ら動き出すチームにする方法(50) 中谷彰宏
    • 94 塾の家計簿(18)
    • 96 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(64)
    • 97 芸術見聞録(64)
    • 98 ぼくの幼児教育考(5)
    • 99 塾長の机
    • 100 為田裕行の「教育ICT行」(44)
    • 102 英語教育 どう変わらなければならないか(5) 田中 茂範
    • 104 林明夫の「歩きながら考える」(159)
    • 106 新・授業改革を目指して(106) 石川幸夫
    • 108 私塾界インサイト(8)
    • 112 咲かせよ桜(47) 小林哲夫
    • 116 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(66)
    • 118 論点2018(11) インクルーシブ教育とは。その日本の特殊性
    • 122 編集後記
    • 124 Book Review
    • 126 塾長のためのガジェット講座

    月刊私塾界2018年12月号(通巻452号)

    $
    0
    0

    巻頭言

     データを重視したマーケティングに定評があるミツカンがユニークな取り組みを実施している。味覚のリサーチに特化した専門部署「味確認室」を立ち上げ、「おいしさ」や品質を高めることを目的とし、商品開発につなげる。
     マーケティングリサーチを数多くやってきたが、「調査に頼るだけでは限界がある」と感じ始めていたことが、部署設立の背景にあった。リサーチ結果を集約して商品開発をすると、どうしても平均的な味になってしまう。更に消費者が求める傾向も、「簡単・便利・手間がかからない」といった比重が高くなり、おいしさへの関与度が低くなるという問題意識もあった。
     そのような消費者に寄り添おうとすると、メーカーとしては、「より安くつくれる方でいい」という結論に陥りがちだ。それを防ぐために、味のプロフェッショナルである料理人に学ぶ姿勢が必要ではないか、と考えた。
     味確認室は1名の専任課長と18名の室員から成る。課長は4年間で1500軒もの店を回る。室員は研究所と兼務の技術者であり、一人ひとりが味についてのテーマを持つ。彼らをそのテーマに合致した店へ同行し、自ら料理を味わい、料理人から説明を受ける。最近は「修行」と称して、半年間その店の厨房に入るという。まさに足でかせぐ、アナログな研究に立ち返ったのである。
     これを学習塾に翻訳するとどうなるのであろうか。是非考えていただきたい。同業他社から学ぶことは多いが、異業種に学ぶことも重要である。

    (如己 一)

    目次

    • 8 シリーズ〔プログラミング教育必修化にともなう民間教育サービスの対応を考える〕第2回
    • 「民間教育だからこそできるサービスを実践」
    • 16 挑む私学 東山中学校・高等学校 伝統に頼ることなく前身し続ける
    • 19 目次・巻頭言
    • 20 NEWS ARCHIVES
    • 46 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
    • 47 【特集①】新しい学習指導要領が描きだす8つのキーワード
    • 54 【特集②】株式公開企業塾2019年 2・3月期 第2四半期決算を読む
    • 62 HOT TOPICS 全国模擬授業大会
    • 64 特別企画 スペシャル座談会民間教育団体連絡協議会 設立記念
    • 子供たちが、たくましく、しなやかに生きていける未来へ。
    • 72 SPECIAL REPORT 私塾界リーダーズフォーラム presents 教育ICTカンファレンス2018
    • 83 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(299)
    • 84 疾風の如く(113)株式会社Libarts(東京都)代表取締役 下島 健太さん
    • 86 好機到来(44)合同会社デサフィオ・EGS株式会社 加納 章司さん
    • 88 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(67)
    • 90 白書界隈徘徊話(45) 西村克之
    • 92 自ら動き出すチームにする方法(51) 中谷彰宏
    • 94 塾の家計簿(19)
    • 96 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(65)
    • 97 芸術見聞録(65)
    • 98 ぼくの幼児教育考(6)
    • 99 塾長の机
    • 100 為田裕行の「教育ICT行」(45)
    • 102 英語教育 どう変わらなければならないか(6) 田中 茂範
    • 104 林明夫の「歩きながら考える」(160)
    • 106 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(22)
    • 108 私塾界インサイト(9)
    • 112 咲かせよ桜(48) 小林哲夫
    • 116 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(67)
    • 118 論点2018(12) イマージョン教育
    • 122 編集後記
    • 124 Book Review
    • 126 塾長のためのガジェット講座

    月刊私塾界2019年1月号(通巻453号)

    $
    0
    0

    巻頭言

    謹賀新年

     受験へ向けたラストスパートに入っていることであろう。全力を傾注していただきたい。

     LGBTはご存知のことと思う。ここ数年で相当浸透したようである。性的マイノリティーの一部の人々を指した総称だ。複数の調査で5~8%の割合で存在するとのデータがある。高い方の数値を用いれば12〜13人に1人だ。それほど身近なのである。

     では、SOJI(ソジ)をご存知だろうか。性的指向(Sexual Orientation):好きになる相手の性別、性自認(Gender Identity):自分の性別の認識のことだ(英語の頭文字)。SOJIハラなる造語もある。性的マイノリティーの人たちへの差別的な発言や嫌がらせのことである。

    「性的志向」も「性自認」も昨年1月に改正された厚生労働省「モデル就業規則」第15条に記載されている。それだけ普及が進んでいることを示す。しかし、LGBTをカミングアウトしている人は4%程度。顕在化していない。職場でいわゆる「ホモネタ」などを話したり、宴会で女装を強要したり、結果的にLGBTの方をからかったりしていないだろうか。「女性なんだから、スカートはけよ」も立派なSOGIハラだ(対GI)。

     ダイバシティの一環としてLGBTフレンドリーを表明、標榜する企業が増えている。 貴塾では如何だろうか。労働環境や慣習は早目の対応が重要だ。優秀な人財の獲得、定着が図れる。ブラック・バイト問題で経験したのではいか。 

    (如己 一)

    目次

    • 18 CatchUp01 なるほどゼミナール+学びエイド「熊本で異彩を放つ「なるほどゼミナール(ナルゼミ)」が 高校継続に採用した「学びエイド」
    • 20 CatchUp02 Freewill学習塾+受験コンパス
    •   受験の先を見据え、セルフマネジメント力を育成
    • 24 挑む私学 立命館守山中学校・高等学校
    •   生徒の好奇心を育む、オーダーメイドな教育
    • 27 目次・巻頭言
    • 28 NEWS ARCHIVES
    • 52 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
    • 53 【特集】編集部が選んだ重大ニュース2018 注目のキーワード2019
    • 64 HOT TOPICS① 140超の塾が緩やかに繋ぐ「教育アライアンスネットワーク」が誕生
    • 66 HOT TOPICS② 第1回「みんなの教育改革実践フォーラム 2018」開催
    • 68 HOT TOPICS③ mpi松香フォニックスが39周年を迎え、記念イベントを開催
    • 72 CatchUp03 AJ安藤塾+OLECO
    •   OLECOを必修化することで生徒の英語力を向上させる
    • 76 TOP LEADER Interview
    •    株式会社やる気スイッチグループホールディングス
    •    社員一人ひとりが主役になって、ともに豊かな人生を。
    • 88 教育サービス業界 企業研究(74) freee株式会社 
    • 90 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(300)
    • 92 疾風の如く(114)COLORS!(兵庫県)塾長 星野 智さん
    • 94 好機到来(45)株式会社タマダ(ひよし塾)代表 玉田 久文さん
    • 96 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(68)
    • 98 白書界隈徘徊話(46) 西村克之
    • 100 自ら動き出すチームにする方法(52) 中谷彰宏
    • 102 塾の家計簿(20)
    • 104 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(66)
    • 105 芸術見聞録(66)
    • 106 ぼくの幼児教育考(7)
    • 107 塾長の机
    • 108 為田裕行の「教育ICT行」(46)
    • 110 英語教育 どう変わらなければならないか(7) 田中 茂範
    • 112 林明夫の「歩きながら考える」(161)
    • 114 新・授業改革を目指して(107) 石川幸夫
    • 116 私塾界インサイト(10)
    • 120 咲かせよ桜(49) 小林哲夫
    • 124 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(68)
    • 126 論点2019(1) 進むか、環境教育
    • 130 編集後記
    • 132 Book Review
    • 134 塾長のためのガジェット講座

    月刊私塾界2019年2月号(通巻454号)

    $
    0
    0

    巻頭言

    「先生、合格したよ!」の報に沸き立っていることであろう。これまでの努力が喜びに変わる瞬間だ。

    AI(Artificial Intelligence、人工知能)、RPA(Robotic Process Automation)、働き方改革の単語を見聞きしない日はない。読者諸氏も関心がおありであろう。関心の高さは、塾長や幹部の方々から受ける質問や問い合わせの多さからも窺える。

    「AIでこのような課題を解決できた」、「このような事務作業にRPAを導入し、作業時間が3分の1になり、残業を60%も減らすことができ、働き方改革が少し前進した」などの報告に接する機会も増えた。喜ばしい限りである。

     ところが困った問題がある。

    「AIを活用したいが、何に利用できますか」。更に「RPAを導入して、この作業を改善したい」、「改善して浮いた時間はどうするのですか」、「……?」。AIを導入して何を解決したいのか、RPAを導入した先に何をやりたいのかがあるはずだ。ところがそれがない。手段が目的化しているのである。

     新たな技術に興味を持ち、利用することは歓迎だ。しかし、「何のために」が明確でなければ、物事は改善されない。あるべき問題意識は、「こういう課題があるので、AIを使いそれを解決できないか」であるべきだ。 貴塾では如何だろうか。教育ICT機器を導入するのは何のためだろうか。プログラミング学習を始めるのは、何を解決するためであろうか。AIやRPAを導入したり、働き方改革を実行する場合だけではない。

    (如己 一)

    目次

    • 8 CatchUp01 アデック 子供に寄り添いながら、生きる力を養う
    • 10 SPECIAL REPORT 私塾界 PREMIUM SEMINAR 2018
    • 19 目次・巻頭言
    • 20 NEWS ARCHIVES
    • 42 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
    • 43 【特集】異変あり?! 生徒募集の最前線
    • 56 シリーズ〔プログラミング教育必修化にともなう民間教育サービスの対応を考える〕第3回
    •   「民間教育だからこそできるサービスを実践」
    • 60 TOP LEADER Interview 株式会社 学究社 人間的なつながりを基にした教育へ、原点回帰。
    • 72 教育サービス業界 企業研究(75) スタディスタジオ株式会社 
    • 75 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(301)
    • 76 疾風の如く(115) aoi(株式会社花形)(京都府) 代表 染谷 大さん
    • 78 好機到来(46) みんなの塾代表 諏訪間 雄聖さん
    • 80 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(69)
    • 82 白書界隈徘徊話(47) 西村克之
    • 84 自ら動き出すチームにする方法(53) 中谷彰宏
    • 86 塾の家計簿(21)
    • 88 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(67)
    • 89 芸術見聞録(67)
    • 90 ぼくの幼児教育考(8)
    • 91 塾長の机
    • 92 為田裕行の「教育ICT行」(47)
    • 94 英語教育 どう変わらなければならないか(8) 田中 茂範
    • 96 林明夫の「歩きながら考える」(162)
    • 98 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(23)
    • 100 私塾界インサイト(11)
    • 104 咲かせよ桜(50) 小林哲夫
    • 108 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(69)
    • 110 論点2019(2) スーパーグローバルハイスクールの今後
    • 114 編集後記
    • 116 Book Review
    • 118 塾長のためのガジェット講座

    月刊私塾界2019年3月号(通巻455号)

    $
    0
    0

    巻頭言

    久し振りに海外一人旅を堪能した。場所はオーストラリア・シドニー。シドニーは3回目だが94年以来のため、ハーバーブリッジとオペラハウス以外は全く変わってしまった感じだ。

     4年振りの海外一人旅。今回はスマホを封印し、アナログ情報だけで、公共交通機関を利用し歩いてみることにした。

     まず、IC乗車券「Opal」を購入。これで電車、ライトレール、バス、フェリーに乗ることができる。ホテル近くのコンビニへ買いに行く。しかし、扱ってない、駅で買ってくれ、と言われる。そこが遠いので来たのに、と思い、向かい側にある別のコンビニに入る。やはり、扱っていない。どこで買えるかを尋ねると、三軒左隣で売っている、と。無事購入。

     これに始まり、間違ったバス停で長時間待ったり、バスでは停留所のアナウンスも電光掲示板もないため、降車場所を間違えたり、電車が止まっておりバスで代替輸送との表示はあるが、乗車場所の案内がなく、しかも駅員もいない等というハプニング続出だ。文化、生活習慣が異なるため、当然このようなことが多発する。何とかして自力で解決しなければならない。これが一人旅の醍醐味である。

     可愛い子には旅をさせろ。まさにそうだ。課題解決能力を磨くのにうってつけだ。中高生では海外一人旅は難しい。短期でも良いので是非留学の機会を生徒に与えて欲しい。できればホームステイで。そうすれば自分で考え判断する機会が増える。さらに異文化体験で視野も広がる。

    (如己 一)

    目次

    • 8 CatchUp01 ママnicoアカデミー 家庭から幼児教育の在り方を変えたい
    • 10 CatchUp02 天心塾+学びエイド 映像授業「学びエイド」を効率的に活用し成績アップを後押し
    • 12 CatchUp03 プロスタキッズ(ミスターフュージョン)プログラミングで、すべてのヒトに創るチカラを
    • 16 挑む私学 京都造形芸術大学附属高等学校 大学との連携強化に取り組む通信制高校が4月に誕生
    • 19 目次・巻頭言
    • 20 NEWS ARCHIVES
    • 42 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
    • 43 【特集①】『学習塾白書2018』を読む
    • 52 【特集②】株式公開企業塾 2019年2・3月期 第3四半期(3Q)決算を読む
    • 64 TOP LEADER Interview キョーイクホールディングス株式会社 「人が切実に欲する」ニーズに応えることが、ビジネスの基本
    • 76 教育サービス業界 企業研究(76) 株式会社Digika 
    • 79 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(302)
    • 80 疾風の如く(116) oranje(オラニエ)(京都府)代表 冨永 岳さん
    • 82 好機到来(47)
    •  株式会社夢尊 代表取締役 福岡 宏さん
    • 84 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(70)
    • 86 白書界隈徘徊話(48) 西村克之
    • 88 自ら動き出すチームにする方法(54) 中谷彰宏
    • 90 塾の家計簿(22)
    • 92 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(68)
    • 93 芸術見聞録(68)
    • 94 ぼくの幼児教育考(9)
    • 95 塾長の机
    • 96 為田裕行の「教育ICT行」(48)
    • 98 英語教育 どう変わらなければならないか(9) 田中 茂範
    • 100 林明夫の「歩きながら考える」(163)
    • 102 新・授業改革を目指して(108) 石川幸夫
    • 104 私塾界インサイト(12)
    • 108 咲かせよ桜(51) 小林哲夫
    • 112 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(70)
    • 114 論点2019(3) どうなるリカレント教育
    • 118 編集後記
    • 120 Book Review
    • 122 塾長のためのガジェット講座


    月刊私塾界2019年4月号(通巻456号)

    $
    0
    0

    巻頭言

    5年前から家庭菜園を始めた。アグリメディアが運営する「シェア畑」を利用している。一般的な市民農園とは異なり、農具、種や苗、肥料などが用意され、複数名のアドバイザーが週に数回来て、作業等指導してくれる。無農薬、有機栽培で年間30種類以上の野菜や果物を栽培し、収穫する。完熟するまで畑で育て、直ぐに食べるので、野菜本来の味を楽しめる。枝豆やトウモロコシなどはあまりの美味しさに驚かされる。

    当初は就農も視野に入れて取り組んでいたが、とても製品として扱えるような規格が揃ったものの栽培が難しいこと、夏の暑さの中での作業の大変さなどから、とても就農できないことを悟った。

     シニア世代と子どもが小さい家族の利用者が多い。前者は栽培を生活の一部として楽しんでいる。後者は子どもがあまり熱心ではない場合が多く、仕事の忙しさもあり、来園が遠のく。

     シェア畑の現在の課題はアドバイザーによる継続率の差異、と社長は語る。継続率が高いアドバイザーは、サービス業であることを認識でき、農園の趣旨や利用者のニーズを適格にとらえ、コミュニケーションを取りに行くことができる方。反対に低継続率のアドバイザーは、自分の知識をひけらかしてしまう人だそうだ。「農業の先生」みたいになってしまい、知識を教えることばかりに集中し、自分の経験で断言し続けてしまうような方だそうだ。おやっ、どこかで聞いたことがあるような話ではないか。どこぞの学習塾でだったか。

    (如己 一)

    目次

    • 19 目次・巻頭言
    • 20 NEWS ARCHIVES
    • 34 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
    • 35 【特集】アルバイト講師よ、どこにいく?
    • 64 TOP LEADER Interview
    •    株式会社ウィザス
    •    自己成長支援企業として、日本の新しい教育にチャレンジ
    • 68 シリーズ〔プログラミング教育必修化にともなう民間教育サービスの対応を考える〕第4回
    •   「なぜプログラミングを学ぶのか?」
    • 72 教育サービス業界 企業研究(77) 株式会社ユナイテッド・インテリジェンス 
    • 75 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(303)
    • 76 疾風の如く(117)
    •   NovaEra(ノヴァエラ)(埼玉県)
    •   代表/エグゼクティブパーソナルトレーナー
    •   中島 孝さん
    • 78 好機到来(48)
    •   株式会社LIFE
    •   代表取締役 甲斐 昌浩さん
    • 80 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(71)
    • 82 白書界隈徘徊話(49) 西村克之
    • 84 自ら動き出すチームにする方法(55) 中谷彰宏
    • 86 塾の家計簿(23)
    • 88 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(69)
    • 89 芸術見聞録(69)
    • 90 ぼくの幼児教育考(10)
    • 91 塾長の机
    • 92 為田裕行の「教育ICT行」(49)
    • 94 英語教育 どう変わらなければならないか(10) 田中 茂範
    • 96 林明夫の「歩きながら考える」(164)
    • 98 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(24)
    • 100 私塾界インサイト(13)
    • 104 咲かせよ桜(52) 小林哲夫
    • 108 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(70)
    • 110 論点2019(4) 進む「未来の教室」
    • 114 編集後記
    • 116 Book Review
    • 118 塾長のためのガジェット講座

    月刊私塾界2019年5月号(通巻457号)

    $
    0
    0

    巻頭言

    多くの学習塾が保育や学童保育に参入している。本誌13年10月、11月号「教育時評」や14年9月号「論点」などが始めるきっかけであれば、「私塾界」冥利に尽きる。

    ところで、一つ気がかりなことがある。

    学習塾は一民間企業だ。利益を上げることができなければ、撤退することもあろう。多教室展開する学習塾ではスクラップ&ビルドは日常だ。しかし、保育や学童保育をそれと同列で考えて良いものだろうか。これを問題提起したい。

    極端な例えだが、来月から事業をやめたら、そこに通わせる家庭はどのようになるだろうか。通わせる家庭は共働きや片親のケースが殆どだ。来月からの生活が成り立たなくなってしまう。保育や学童保育は社会的インフラに組み込まれているのだ。「公共性」を備えた事業である。これを意識して事業に当たって欲しい。

    「学習塾白書2018」を見ると、公立中学校に通う中学3年生の通塾率は80%を超える。何らかの事情があって通わない、通えない生徒を除くと、殆ど全員が通っているとみなすことができる。そういった点では、学習塾も「公共性」があると言い得る。

    しかし、今一度思いを巡らせていただきたい。明日から学習塾が突然閉鎖されても(あってはならないことだが)、生徒は隣の学習塾へ通えばよいだけだ。学習塾に行かなくても構わない。だが、保育や学童保育はそうではない。 我々は学習塾を含め、「公共性」なるものを真剣に考えなければならない。

    (如己 一)

    目次

    12 挑む私学 新渡戸文化中学校

       偏差値ではなく、幸福値を意識した改革を

    14 スペシャル鼎談

       子供の幸せを育むための大改革

    19 目次・巻頭言

    20 NEWS ARCHIVES

    42 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~

    43 【特集】教育ICT考 2019S/S

    58 TOP LEADER Interview

       株式会社創英コーポレーション

       強豪ひしめく神奈川県において異色の存在感を示す

    70 挑む私学 高槻中学校・高槻高等学校

       国内外の大学と連携し、グローバル教育を推進する学校

    72 教育サービス業界 企業研究(78) 特定非営利活動法人ロジカ・アカデミー 

    75 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(304)

    76 疾風の如く(118)

      岡崎塾(兵庫県)

      塾長 岡崎 正忠さん

    78 好機到来(49)

      株式会社NES

      代表取締役 南里 洋一郎さん

    80 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(72)

    82 白書界隈徘徊話(50) 西村克之

    84 自ら動き出すチームにする方法(56) 中谷彰宏

    86 塾の家計簿(24)

    88 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(70)

    89 芸術見聞録(70)

    90 ぼくの幼児教育考(11)

    91 塾長の机

    92 為田裕行の「教育ICT行」(50)

    93 1981(2)

    94 英語教育 どう変わらなければならないか(11) 田中 茂範

    96 林明夫の「歩きながら考える」(165)

    98 新・授業改革を目指して(109) 石川幸夫

    100 私塾界インサイト(15)

    108 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(70)

    110 論点2019(5) 2040年に向けた高等教育のグランドデザイン

    114 編集後記

    116 Book Review

    118 塾長のためのガジェット講座

    月刊私塾界2019年6月号(通巻458号)

    $
    0
    0

    巻頭言

    葛飾北斎作「富士越龍」を見たくなり、信州小布施を訪れた。

     人口1万人余の小さな町(長野県内最小)だが、年間100万人以上の方々が来訪する。しかもリピーターが多い。その理由に挙げられるのが「修景」事業である。

     小布施は人口減対策に悩んでいた。1970年頃町は宅地を造成し、完売した。人口は2000人以上増加。更に、その収益5億円で、76年町に残された北斎の肉筆画を一堂に集めた「北斎館」を開館した。当時は、〝田んぼの中の美術館〟と揶揄される状態であった。

     そして北斎館を中心とした町並み修景事業が始まる。修景の主意は、歴史様式で装って町並みを観光地化するのではなく、日常生活の中で自然に歴史文化が感じられるように環境を整備する。古いものは古いものとして残し、それらと連続性を保ちながら、生活環境を新たに作り上げることだ。この整った町並みに来訪者は癒される。

     修景事業が格段に進んだのは、05年東京理科大学川向研究室と「小布施まちづくり研究所」を設立したことが大きい。それまでも町民、地場企業、行政で丁寧な協議が重ねられ、町民の支持を得ていたが、そこに大学の研究室が加わり、修景の理論武装ができた。

     業界でも幾つかの学習塾が大学と協働事業を行っている。自分たちが提供する教育サービスのバックボーンを明確化している。 教育理論は研究者の数だけあると云われる。だからこちら側も相当広く勉強しなければならないが、取り組む必要がある課題ではないだろうか。

    (如己 一)

    目次

    10 CatchUp01 英才個別学院+ベリタス・アカデミー

      1回約5分の映像授業と学習管理ツールで成績を押し上げる

    12 CatchUp02 自立型学習塾「ゴールフリーLab」

      子どもの主体性を育み志実現に導く

    16 挑む私学 箕面自由学園

       一人に寄り添う充実のカリキュラムと指導体制

    19 目次・巻頭言

    20 NEWS ARCHIVES

    44 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~

    45 【特集①】これからはじめる幼児教育

    56 【特集②】株式公開企業塾2019 年

           2・3月期決算を読む

    64 HOT TOPICS

      加盟塾の発展に尽力 全国即アップミラクル協会が

      10周年を記念してフォーラムを開催

    68 TOP LEADER Interview

       株式会社東京個別指導学院

       働く人の活力こそが事業成長の源泉

    80 教育サービス業界 企業研究(79) 株式会社花まるラボ

    83 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(305)

    84 疾風の如く(119)

      個別進学塾ipsim(兵庫県)

      代表 山本 玄さん

    86 好機到来(50)

      株式会社クラヤ・エデュケーション

      代表取締役 鈴木 嘉記さん

      代表取締役 南里 洋一郎さん

    88 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(73)

    90 白書界隈徘徊話(51) 西村克之

    92 自ら動き出すチームにする方法(57) 中谷彰宏

    94 塾の家計簿(25)

    96 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(71)

    97 芸術見聞録(71)

    98 ぼくの幼児教育考(12)

    99 塾長の机

    100 為田裕行の「教育ICT行」(51)

    101 1981(3)

    102 英語教育 どう変わらなければならないか(最終回) 田中 茂範

    104 林明夫の「歩きながら考える」(166)

    106 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(25)

    108 私塾界インサイト(16)

    112 咲かせよ桜(53) 小林哲夫

    116 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(73)

    118 論点2019(6) 学習塾業に係る経営力向上に関する指針

    122 編集後記

    124 Book Review

    126 塾長のためのガジェット講座

    業界カレンダー

    6月1日(土)13:00-17:00

    シネックスジャパン株式会社 主催

    「Google for Education初級編~初夏の one day合宿~」 

    会場:シネックスジャパン株式会社本社 大会議室

    対象:教育委員会・学校・塾など教育関係者およびGoogle for Education関連リセラー様およびそれに興味があるリセラー様

    定員:最大30名

    参加費:無料(事前登録制)

    お問い合わせ:Mail.GoogleMKT-PM@synnex.co.jp

    6月2日(日)10:00-16:00

    東京私立中高協会 第4支部加盟校 主催

    「文京区私立中学高等学校 進学相談会」

    会場:御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター ソラシティホール2F

    お問い合わせ:Tel.03-3828-4366(事務局:駒込学園企画広報室)

    6月2日(日)

    株式会社四谷大塚 主催

    「全国統一小学生テスト」

    会場:全国約2,500会場

    参加費:無料招待

    URL http://www.yotsuyaotsuka.com/toitsutest/

    6月3日(月)11:00-15:00

    株式会社私塾界/全国私塾情報センター 主催

    「私塾界リーダーズフォーラム 2019」

    会場:御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター ソラシティホール2F

    Email info@shijyukukai.co.jp

    6月5日(水)15:00-16:30

    株式会社デジタル・ナレッジ 主催

    「英語4技能対応授業を明日から実現!~AIツール『トレパ』の活用実践報告~」

    会場:株式会社デジタル・ナレッジ インタラクティブセミナールーム

    費用:無料

    お問い合わせ:Tel.03-5846-2132(株式会社デジタル・ナレッジ)

    6月6日(木)13:30-17:30、30日(日)10:00-16:00

    ICT教育ニュース、ユーバー株式会社 共催

    「プログラミングを子どもに教えたい大人のための1日講座① 基礎編」

    会場:九段下会場:ユーバー株式会社 セミナールームA

      必要な機器:ご自身のノートPC(WindowsまたはMac)をお持ちください。

      受講料:10,260円(税込)

      定員:5名

    対象:スクラッチを使って子どもにプログラミングを教えたい方、講師や指導者を目指す方、先生、どなたでも。

    お問い合わせ:Email info@yuber.jp(ユーバープログラミングスクール 事務局宛)

    6月6日(木)~8日(土)

    NEW EDUCATION EXPO 実行委員会事務局 主催

    「NEW EDUCATION EXPO 2019・東京会場」

    会場:東京ファッションタウンビル(TFT)

    URL http://edu-expo.org

    6月8日(土)13:30-16:30

    日本システムアドミニストレーター連絡会(JSDG) 主催

    「プログラミング教育必修化は社会をどう変えるのか?」

    会場:全水道会館 5階中会議室

    参加対象:会員、一般の方

    定員:約70名

    お問い合わせ:URL:jsdg.org

    6月9日(日)

    株式会社ナガセ 主催

    「全国統一高校生テスト」

    会場:東進ハイスクール・東進衛星予備校各校舎、特別会場(大学やホール等の外部会場)、東進公認会場

    参加費:無料招待

    URL https://www.toitsutest-koukou.com/

    6月9日(日)

    学校法人河合塾 主催

    「高1・2年生対象 大学入学共通テスト トライアル」

    実施科目:英語(筆記・リスニング)数学・国語

    対象学年:新高1・2年生

    参加費:無料

    実施会場:全国の河合塾の校舎・および、全国の県庁所在地等の主要都市会場を予定(詳細は4月1日受付開始時にお知らせ)

    申込受付期間:4月1日(月)~5月31日(金)

    お問い合わせ:Mail.kyotsutest-trial@kawai-juku.ac.jp(河合塾 企画マーケティング部)

    6月9日(日)小学生コース9:00-11:00、中学生コース12:00-18:00

    株式会社まちづくり三鷹 主催

    「Rubyプログラミング講師養成講座」

    会場三鷹産業プラザ4階

    対象:小・中・高の教員の皆様および情報教育に関心のある方

    応募資格:プログラミングの経験があること(Rubyを使ったことがなくてもよい)

    受講料:小学生Rubyプログラミング講師養成講座 5,400円(テキスト教材、講座学習環境入りUSBメモリ付き)

        中学生Rubyプログラミング講師養成講座 6,480円(テキスト教材、講座学習環境入りUSBメモリ付き) 

    定員:各コース15名程度

    お問い合わせ:Tel.0422-40-9669(株式会社まちづくり三鷹 担当:大川、内藤)

    6月14日(金)・15日(土)

    NEW EDUCATION EXPO 実行委員会事務局 主催

    「NEW EDUCATION EXPO 2019・大阪会場」

    会場:OMM(大阪マーチャンダイズ・マート)

    URL http://edu-expo.org

    6月19日(水)~21日(金)

    リード エグジビション ジャパン株式会社 主催

    「第10回 学校・教育 総合展 EDIX」

    会場:東京ビックサイト 青海展示棟

    お問い合わせ:Email edix@readxpo.co.jp(事務局)

    6月30日(日)10:00-16:00

    ICT教育ニュース、ユーバー株式会社 共催

    「プログラミングを子どもに教えたい大人のための1日講座① 基礎編」

    会場:豊洲文化センター

      必要な機器:特にございません。会場の都合上、ご自身のノートPCはご利用いただけません。

      受講料:10,800円(税込)

      定員:10名

    対象:スクラッチを使って子どもにプログラミングを教えたい方、講師や指導者を目指す方、先生、どなたでも。

    お問い合わせ:Email info@yuber.jp(ユーバープログラミングスクール 事務局宛)

    7月21日(日)9:30-12:45

    NPO法人 全国初等教育研究会 主催

    「第7回 JEES教育シンポジウム」

    新学習指導要領全面実施迫る!

    会場:ホテル椿山荘東京 グランドホール 椿

    お問い合わせ:TEL.03-3791-5152

    7月22日(月)14:00~

    株式会社ナンバーワンソリューションズ 主催

    「幼稚園、保育園、認定こども園向け プログラミング教育セミナー」

    会場:株式会社ナンバーワンソリューションズ セミナールーム

    定員:30名

    参加費:無料

    お問い合わせ:03-6412-8470(担当:橋本、知本)

    月刊私塾界2019年7月号(通巻459号)

    $
    0
    0

    巻頭言

    京電力福島第一原子力発電所の過酷な事故被災地域へ行ってきた。被災後2年を振り5度目の訪問だ。定点観測を行いながら、復旧、復興の様子を確かめている。

     2年振りということもあり、復旧は格段に進んだように映る。富岡町や浪江町では全域ではないが避難解除が進み、住民が戻り始めている。国道114号線が通れるようになり、福島市へ行く時間が半分以下になった。楢葉町では町役場近くの山の上に巨大な体育館「ならはスカイアリーナ」や野球場などができていた。

     このように復旧は進んでいる。しかし、避難期間が相対的に短かった楢葉町では住民の半数以上が戻ったが、富岡町や浪江町では1割にも届かない。しかも、もうあまり増えないであろう、と戻った住民が言う。どこでも復興公営住宅は空いている。避難期間が長いと、避難先での生活が定着し、特に子供はそこの学校に慣れ、友達もできる。

     楢葉町にできたショッピングセンター内の施設は、日曜休みの店が多い。原発廃炉工事などに従事する人たちが主たる顧客だからだ。

     富岡町にあった巨大な除染等廃棄物の破砕選別処理施設は解体され、各地に野積みされていた除染廃棄物を入れたフレコンバックが見当たらなくなっていた。まるで原発事故などなかったかのように。

     秋にはこれも定例になっている三陸津波被災地を訪問する。陸前高田は街の中心地が全壊した。しかし、そこにあった学習塾は仮設校舎で授業を再開している。 学習塾よ永遠に!

    (如己 一)

    目次

    • 10 CatchUp01 エデュケーショナルネットワーク
    •   大学入学共通テスト対策ツールがついに登場!
    • 12 教員フォーラム Teacher 3.0-beyond FORUM
    •    ~人生100年時代における教育論~
    • 16 挑む私学 京都成章高等学校
    •    子供に自由を与え自立心を養う
    • 19 目次・巻頭言
    • 20 NEWS ARCHIVES
    • 44 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
    • 45 【特集】塾長の一冊
    • 66 HOT TOPICS①
    •   速読のSRJ 春季定例研修会で新しい取り組みを発表
    • 66 HOT TOPICS②
    •   授業力を磨き上げた猛者が火花を散らす
    • 72 Special Report②
    •   私塾界リーダーズフォーラム2019
    • 84 教育サービス業界 企業研究(80) JFRこどもみらい株式会社
    • 87 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(306)
    • 88 疾風の如く(120)
    •   学んだ先が見える塾 まなびのさき(京都府)
    •   代表 清水 大樹さん
    • 90 好機到来(51)
    •   すばる進学セミナー
    •   塾長 中許 順也さん
    • 92 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(74)
    • 94 白書界隈徘徊話(52) 西村克之
    • 96 自ら動き出すチームにする方法(58) 中谷彰宏
    • 98 塾の家計簿(26)
    • 100 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(72)
    • 101 芸術見聞録(72)
    • 102 ぼくの幼児教育考(13)
    • 103 塾長の机
    • 104 為田裕行の「教育ICT行」(52)
    • 105 1981(4)
    • 106 Communication Risk Management(新連載)
    • 107 Opinion from School(新連載)
    • 108 林明夫の「歩きながら考える」(167)
    • 110 新・授業改革を目指して(110) 石川幸夫
    • 112 私塾界インサイト(17)
    • 116 咲かせよ桜(54) 小林哲夫
    • 120 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(74)
    • 122 論点2019(7) 夜間中学
    • 126 編集後記
    • 128 Book Review
    • 130 塾長のためのガジェット講座

    月刊私塾界2019年8月号(通巻460号)

    $
    0
    0

    巻頭言

    暑いさなか熱い授業を展開されていることと推察する。体調に留意し、是非生徒の期待以上の成果を挙げていただきたい。

     読者諸氏が熱心にお読みになっている本誌「インサイト」。筆者も毎号楽しみにしている。様々な学習塾の、色々な階層の方から赤裸々な悩みが相談されている。

     始まった当初から一つ気になっていることがある。それは、「何」を「どうしたい」のかが分からない質問が多いことだ。極端に言うと、「私の塾をどうしたらいいのでしょうか?」と読み取れてしまう。目的と手段を混同している。場合によっては主客が転倒していることもある。目的が明確でないため、回答者が悩んでいることも窺える。

     自分はどうしたいのか、自塾をどうしたいのかは自分で考えるしかない。

     最近どの業界でもAI、AIという。あたかもAIが万能なように。だから、「兎に角AIを導入し、役立てろ」などと無茶苦茶な号令をかける経営者まで出てくる。

     しかし、勿論AIは万能ではない。目的が明確であることが最低限の条件だ。何らかの課題解決のための一手段としてAIを使うのでなければ、意味をなさない。目的が明確でも、AIでは解決しない物事も多々ある。

     とはいえ新しい技術を駆使することにより、解決できる課題は増えている。

     このことは教育についても言い得る。是非チャレンジしていただきたい。但し、何をどうしたいのかを明確にすることが第一歩だ。

    目次

    • 10 CatchUp01 ウイングネット ウイングネットのAIを使って描く未来
    • 12 CatchUp02 アイキューブ+英俊社 いずみ塾が作った新たな入試対策コース
    • 14 HOT TOPICS  経済産業省が「未来の教室」第2次提言を発表  「3つの柱」を掲げ、9つの課題とアクションを提案
    • 24 挑む私学 国際高等専門学校 グローバルイノベーターを育む、充実の環境とプログラム
    • 27 目次・巻頭言
    • 28 NEWS ARCHIVES
    • 52 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
    • 53 【特集】大学入学共通テスト 見えてきた現状と課題
    • 62 TOP LEADER Interview  株式会社ナガセ  『 独立自尊の社会・世界に貢献する人財を育成する』
    • 76 教育サービス業界 企業研究(81) 株式会社ILLUMINATE
    • 79 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(307)
    • 80 疾風の如く(121) Kids Lab.(株式会社Next Edge/大阪府) 代表取締役CEO 松葉 琉我さん
    • 82 好機到来(52) 慧真館 塾長 岸本 崇さん
    • 84 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(75)
    • 86 白書界隈徘徊話(53) 西村克之
    • 88 自ら動き出すチームにする方法(59) 中谷彰宏
    • 90 塾の家計簿(27)
    • 92 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(73)
    • 93 芸術見聞録(73)
    • 94 ぼくの幼児教育考(14)
    • 95 塾長の机
    • 96 為田裕行の「教育ICT行」(53)
    • 97 1981(5)
    • 98 Communication Risk Management(2)
    • 99 Opinion from School(2)
    • 100 林明夫の「歩きながら考える」(168)
    • 102 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(26)
    • 104 私塾界インサイト(18)
    • 108 咲かせよ桜(55) 小林哲夫
    • 112 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(75)
    • 114 論点2019(8) 主権者教育への道のり
    • 118 編集後記
    • 120 Book Review
    • 122 塾長のためのガジェット講座

    Viewing all 79 articles
    Browse latest View live